元気印さんの体調不良

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有岡side

スタッフ「有岡さん、今のところもう1回お願いします もっと面白い感じで、」

まただ……

さっきからあのスタッフが俺にだけダメだし

何度やっても納得がいかないらしく、その口調はどんどん厳しくなっていく

有「すみません……」

山「あの！今の何がいけないんですか？充分出来てますよね？」

しびれを切らしたのか山田がスタッフに向かって言葉を投げた

光「山田！……大ちゃん、今のところ俺が代わりになんとかするよ」

有「でも、」

光「大丈夫だから な？」

有「うん……ごめんね」

スタッフ「わかりました。では今の有岡さんの部分は八乙女さんがやるということでお願いします」

予定では俺がコメントする場面を急遽光くんがやることになった

スタッフ「はいっ！OKです！八乙女さんありがとうございます！完璧です！」

そしたら1発OKで、俺達の空気は暗くなってしまった

有「やっぱ俺まだまだだな〜！光くん見習わないと！皆もごめんな？俺のせいで撮影長引いちゃって」

そう言って俺は皆に笑いかけた

スタッフ「有岡さん！ちょっといいですか？」

有「あ、はいっ」

山「大ちゃん、行かなくていいよ」

山田はぎゅっと俺の腕を掴んだ

有「山田……大丈夫だから」

山「でも……」

有「すぐ終わるから 」

山「うん……」

山田はなんだかんだ言って鋭いからな…

気をつけないと

皆の視線を感じながら俺はスタッフのあとをついていった

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