元気印さんの体調不良

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有岡side

収録が終わり、みんなで戻ろうとスタッフさんたちの横を通る

俺は意識して1番端に行こうと思ったんだけど、やっぱり無理で

あのスタッフに耳元で言われた

終わったらいつもの場所に来いって

またやられるのかと思ったら体が震える

もう精神的にキツい

いたジャンの収録する度に殴られて、悪口言われて

家に帰るまで誰かに付きまとわれて、挙句の果てに嫌がらせの手紙

有「……もうやだ」

山「大ちゃん？」

有「山田……あのさ、」

山「ん？」

山田は優しく聞いてくれる

このまま全てを言ってしまいたい

だけど頭にはスタッフの言葉が

山田を巻き込むわけにはいかない

有「何でもない！俺ちょっと用事あるから先行くな！」

俺は山田にまで嘘をついた

もう今の俺は嘘の仮面ばかり被っている

こんな俺、誰も好きじゃないだろうな





有「いたっ、もう、やめてっ！」

いつものようにスタッフにやられた

お腹を何回も蹴られたり殴られたり

有「苦しっ、」

スタッフ「大事な商売道具の顔もやっちゃおっかな〜」

有「ひっ！やだっ、顔はバレるっ」

スタッフ「じゃあどこならいいの？」

有「え？」

スタッフ「早く言わないと顔に傷つけるぞ！」

有「っ、お腹、お腹を殴ってください」

俺がそう言うとスタッフは馬鹿みいにお腹だけを殴ってきた

もう声も出せないくらい痛くてただただ終わるのを待っていた

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