1日目−4 ページ5
有岡side
何これ、痴 漢、?
え、こういうのって
男が女にするもんじゃないの?
俺、バリバリ男ですけど
バスは出発したばかり
少なくともあと15分は乗っていなければ…
「ねぇ、感じてるの?」
突然、耳元で声が聞こえた
甘く囁くような声で
ビクリと肩を揺らすと
相手は「可愛い」と一言付け足した
有岡「あの、やめて、くださ、」
何度抵抗しても
動き回る手は止まることなく
ひたすら俺の腰や尻を撫で回している
助け、呼ばなくちゃ
でも、男の俺が
痴 漢されてるなんて
恥ずかしくて言えない
「へぇ、助け呼ばないんだ?」
その事が相手の気を良くしたみたいだ
下半身をずっと触ってくる
吊り革を握る右手に
どんどん汗が滲んで
早く学校に着けという思いで
その場をしのいだ
今日はたまたま運が悪かった
物好きな人間がいるもんだ
明日からはいつも通りになるだろう
221人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やぶありLOVE(プロフ) - 続きお願いします! (2021年3月28日 2時) (レス) id: 6d73d2e9bb (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - すごく面白いです!続き待ってまーす!! (2020年3月3日 12時) (レス) id: 2c0660c46c (このIDを非表示/違反報告)
slowry - すごくキュンキュンしながら見てます。これからも頑張ってください!応援してます (2020年2月2日 14時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アーリー | 作成日時:2020年1月21日 23時