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高杉side
自転車で入江が通ったであろうルートを探したが、見つからない。
高「どこいったんだよ！」俺は必死になって探した。
高「入江！入江！！」しばらく探したら、1つのボタンが落ちていた。砂や泥がつき、少し汚れたボタン。 指で擦ると汚れが落ちる。
高「まだそんなに落ちて時間が経ってない……」
ボタンを綺麗にし、模様を見たら俺たちと同じボタンだった。 まさか、
高「入江の？」考えられるのはそれしかない……
俺は自転車を置き、近くを探し始める。
少し薄暗いところにつき、入江を探していると、
入江が持っていたであろうスケボーが見えた。
高「入江、いるのか！？」
入「…………高杉？」
小さな声で返ってきた。
高「入江！」俺は慌てて声がする方に行く。
高「！入江……」そこにはシャツに赤い血が染まり、苦しそうに座っている入江の姿があった。
高「入江、どうしたんだよその怪我！」
入「っ、ごめんなさいっ」入江は泣き出した。
入江はこんな鈍臭い奴じゃないから、なにか事情があるんだろう……
高「何があったの？？」
俺は優しく聞く。
入「吉田に原稿を届けたあと、
高杉のところに行こうとしたら、
男の子がボール追いかけて飛び出してきて、
トラックに引かれそうになったの。
俺、急いで飛び込んだんだけど、
失敗しちゃって」
高「……」やっぱり、入江が自分の不注意で怪我をするなんてありえない。
入「ごめんなさい、」
高「謝らなくていい。」
入「……でも、」
高「他に怪我してるところは？」
入「……ない」
高「はぁ、正直に言え」
入「…足、捻っちゃったみたい」
高「足か」俺は入江の足に触れる。
入「いっ！！！」少し触れただけでも大きく反応する入江。
高「これ、捻っただけなの？」
入「っ、トラックに足だけあたちゃって……」
高「取り敢えずうち来い。」
入「でも、」
高「いいから、」俺は入江をお姫様抱っこして、家に向かった。
入「恥ずかしいっ、」
高「……俺だって恥ずかしいわ」
入「ごめん……」
高「ちが、そうじゃなくて」
入「……」
高「っ、好きな奴をお姫様抱っこしたら、
恥ずかしいに決まってるだろ｣
入「へ、」
高「あっ」
入「かあぁぁぁ」入江は顔を真っ赤にして俺をぎゅっとしてきた。
高「っ、とにかくうちに行くぞ」
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アーリー - 相沢サキさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2018年1月27日 20時) (
レス) id: 314e4c8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
相沢サキ(プロフ) - 何かと久坂にちょっかいを出す高杉に嫉妬する入江の話が見たいです。宜しく御願い致します。 (2018年1月27日 20時) (レス) id: f06df50f95 (このIDを非表示/違反報告)
アーリー - 相沢サキさん リクエスト是非是非お願いします！いくつでも書かせていただきます！ (2018年1月26日 6時) (レス) id: 314e4c8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
相沢サキ(プロフ) - アーリーさん» 私のリクエストを素敵な作品にしていただき有難うございました。宜しければ、またリクエストをしてもいいですか？ (2018年1月26日 0時) (レス) id: f06df50f95 (このIDを非表示/違反報告)
アーリー - 相沢サキさん、さっそくリクエストありがとうございます！！ 頑張って書かせていただきます！ (2018年1月25日 7時) (レス) id: 314e4c8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アーリー
| 作成日時：2018年1月24日 20時
