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山田side

車を何時間もかけて走らせ

着いた場所は田舎

家は何軒かあるけど静かそうだ

ここなら大貴くんを……

とにかく今日はもう遅いからどこかに泊まらなければいけない

でもどこで?

下手なことをしたらすぐに見つかって捕まってしまう

もし今大貴くんが起きてしまったら

山「お願いだ、もう少し待ってくれ」

やっと見つけたホテル

眠っている、いや意識を失っている大貴くんを背中に乗せて

荷物を持ってホテルに入り込む

高校生にしては軽すぎる体重に驚きながらも

何とかホテルマンに怪しまれないように

平然を保って

案内された部屋に入る

優しく大貴くんをベットに寝かせ

制服のネクタイを緩めてやる

山「散髪。しないとだな」

恐らく何ヶ月も髪を切らせてもらってないだろう

男子にしては長すぎるし、ボサボサ

学校も

いつかは行かせないと

将来困るだろう

って、俺が誘拐したんだけど

山「絶対守るから。」

『絶対』なんていう言葉の意味

よく知らない馬鹿だけど

彼の全てを知りたい

そう思うようになったんだ

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霙(みぞれ)(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年1月25日 14時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アーリー | 作成日時:2019年3月27日 22時

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