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ページ34

緋山side

藍沢に指示されたように肩と足からの出血を止める

赤黒い血が床に染み付く

名取の体からこんなに大量の血が出るなんて

今日の朝まで予想しなかった

違う、ホントは私がこうなるはずだったんだ

それを名取が庇ったから

私のせい、だよね?

藍「緋山、余計な事考えるな」

緋「へ」

藍「名取がお前を庇ったんだろ?名取がお前を救いたかったから、庇ったんだ。責任を感じることは何も無い」

緋「そうだけど……私があそこに行こうとしなかったら」

藍「緋山!!起きたことはもう変えることはできない。今ここにある現実を見ろ。怪我している名取を助ける。それだけだ、1人で嘆くんならそれでいい。だけど、目の前にいる名取を俺は救う。」

緋「藍沢……」


救急隊「鉄骨どかせます!」

私達の会話に突然入ってきた救急隊

だけどその言葉は今の私達にとっていい方の言葉だった

藍「お願いします!」

救急隊「ゆっくりあげるぞ!」

重たい鉄骨を数名の救急隊であげる

そして見える名取の全身

緋「……っ!!」

思った以上に酷い状態だった

自分でも体が震えるのが分かる

藍沢も少しだけ、後ずさりした

ここで逃げたらダメだって分かってる

分かってるけど

緋「怖い」

藍「……」

緋「藍沢、やっぱまだ私怖い だって、こんな怪我 体小さい名取が、あんな重たい鉄骨1人で受けてたんだもん……」

藍「……俺は、やる。俺は名取を救う」

そして藍沢は名取に近づいた

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アーリー(プロフ) - メロンさん» 了解です!! (2018年4月29日 7時) (レス) id: a7b4c09da9 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - 付け足しで名取先生を助ける時、藍沢先生が女装名取先生をお姫様抱っこする場面をいれてほしいです!何回もすみません! (2018年4月29日 6時) (レス) id: 7b0b77d907 (このIDを非表示/違反報告)
アーリー(プロフ) - ☆りんりん☆さん» ホントですか!?嬉しいです!!またリクエストお願いします! (2018年4月28日 23時) (レス) id: a7b4c09da9 (このIDを非表示/違反報告)
☆りんりん☆ - リクエストめっちゃ良かったです!なんか自分が思ってた以上にすごくて感動してるレベルです。ホントにありがとうございました!これからも頑張ってください!応援してます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 4d0655b176 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - ありがとうございます!ほんっとにうれしいです(^o^) (2018年4月28日 14時) (レス) id: 7b0b77d907 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アーリー | 作成日時:2018年4月14日 17時

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