第5章《絶命日パーティー》 ページ39
───ある日の午後
変身術の授業終わり。Aはあえぎあえぎ自分の部屋へ走っていた
『フクロウが先程貴方の部屋に手紙を置いていきました。配達時間外の手紙ですが､ダンブルドア先生からの許可が通っているのでおそらくニュート・スキャマンダーからでしょう。』
「───速く──帰らないと───!!」
寮に着いたとき､Aが余りにも早く合言葉を言うので太った婦人は何度も聞き直していた
女子寮の階段を駆け上がり､部屋へ突入する勢いでドアを開けた
そしてベッドを見るとニュートのフクロウが手紙を咥えて今か今かと待っていた
「はあ───ありがとう──!!」
Aはフクロウから手紙を貰い､頭を優しく撫でた
急いで手紙を開いた
「え？」
本当に突然すぎてAも思わず拍子抜けした
ふーっと息を吐きながら静かに手紙を閉じた
「めちゃくちゃだよお祖父さん…」
Aは困り顔になりながらも笑った
Aは部屋から出ると次の『闇の魔術に対する防衛術』の教室へと向かっていた。教室に飾られたあのロックハートの鬱陶しい絵画を見なければならないと思うと足取りが重い
ちょうどボウトラックルが内ポケットから出てきた
「どうしたの？」
ボウトラックルはご機嫌そうにローブをするすると降りて行く
その合間にAの杖を引っ張り出すと､何を思ったのか狂ったように杖を振り回した
「ちょちょちょなにななな何してんの?!?!」
Aは顔を青ざめながら追いかける
きっとボウトラックルは遊んでいるつもりだがAにとって杖を奪われるのは大惨事だ
小さい足でトコトコ走っていくボウトラックルの背中を見て､Aは足に力をこめると勢いよくジャンプした
「捕まえた───!!」
地面にヘッドスライディングしボウトラックルの足を掴むとボウトラックルは姿勢を崩し杖を離してしまった
コロコロと転がる杖を我先にと四つん這いで追いかける2人
すると誰かがその杖を拾った
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
