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「ハンナか､その後ろは､スーザン？」
ロルフが覗き込むとスーザンは逃げようとした､がハンナがロルフの目の前にスーザンを引きずり出した
「あんまり喋る機会ないけど､同じ寮なんだから仲良くしようね！それじゃ！」
ロルフはそれだけを言うとそそくさと帰ってしまった
「私､今ロロ､ロルフに喋りかけられた…?!」
「すごいわスーザン!!」
2人はキャー!!と叫んでいるがAはついていけずただ黙り込んでいた
「ありがとうA!!私頑張る!!」
「あぁ、良かったね！じゃあ授業行ってくるね！」
最後まで感謝されたAは､自分が何で感謝されているか分からなかった
「やっぱり恋って分からないなぁ───…？」
Aははっと振り返った。
廊下には誰もいない。耳をすましても炎のちりちりと燃える音しか聞こえない
やっぱりする───昨日からずっと
誰もいないのに､怖いなぁ…
───5限目の闇の魔術に対する防衛術の授業は「混沌」そのものだった
授業冒頭に筆記テストが行われた。内容はこうだ
1.ギルデロイ・ロックハートの好きな色は何？
2.ギルデロイ・ロックハートのひそかなる大望は何？
3.現時点までのギルデロイ・ロックハートの業績の中で､あなたは何が1番偉大だと思うか？
こんな質問が延々三ページ､裏表に渡って続いた。
Aは3番の解答欄に『前科がないこと』と書いた
最後の質問はこうだ。
54. ギルデロイ・ロックハートの誕生日はいつで､理想的な贈り物は何？
三十分後､ロックハートは答案を回収し､クラス全員の前でパラパラとそれをめくった
ロックハートは全員の回答にケチをつけ始め､正解している生徒にはいたずらっぽくウインクをした
「──さあ!!気をつけて､魔法界の中で最も穢れた生き物と戦う術を授けるのが､私の役目です。」ロックハートはそう言い布に覆われた籠を杖で叩いた
「君たちはこれまでにない恐ろしい目に遭うことでしょう…だが私がいる限り､君たちは安全ですぞ──
──どうか叫ばないようにお願いしたい…こいつらが暴れるから！」
ロックハートはパッと覆いを取り払った
「コーンウォール地方のピクシー？」シェーマスが笑いながら言った
「捕らえたばかりのピクシー小妖精だ──笑っているのは今のうちだフィネガン君､だがピクシーは厄介で危険な小悪魔ですぞ…───さあどう扱うか
お手並み拝見!!」
と､籠の戸を開けた
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
