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新学期が始まってから最初の昼休み。Aは､脳みそが絞ったあとのスポンジのようになった気がした
Aは頬杖をしながらブルーベリーパイをつついていた
──ハンナになんて言おうかな､『好きな人はいなくて､なんとも思ってない』なんとも思ってないって良くないかな
「A!」
「わっ､なに？」
ハリーが不安そうにこちらを見た
「大丈夫？ボーッとしてた」
「うん大丈夫」
「Aがボーッとしてるのはいつもの事でしょ？」
サラッとハーマイオニーに失礼な事を言われた
「そんなことないよ､ただ──」
「ただ？」ロンが聞いた
「恋するってどんな感じなのかなって──」
Aのまさかの回答にロンとハーマイオニーが一斉にハリーのほうを見た
「私はまだ未経験だけど､みんな楽しそうだね」
Aの言葉に隣のハリーが真っ赤になりながら固まった
「分からないならハリーに聞いてみな─痛い！」
ロンの無神経な発言に隣のハーマイオニーが靴を踏んずけた
「ハリーは恋をしたことがあるの？意外だね」
「えっと､そうだね､まーうんそう」
ハリーは緊張で舌が回らなかった
「なんて名前の子なの？」
「あー､えっとー…」
ハリーの顔から火が出そうになったその時､Aの後ろに誰かが立った
「A､あれどうなったの？」
ハンナとスーザンだった
「次移動教室でしょ？ついて行くから結果を聞かせて」
「わかった。じゃあまた後でね」
Aはハンナとスーザンと行ってしまった
「ロン!!バレたらどうするのよ！」
「ごめんハリー、でもAって鈍感だからバレないかなって…」
「実際バレてなかったしね」ハリーも安心したように笑った
闇の魔術に対する防衛術の授業へ向かってる時もハンナは質問をやめなかった
「じゃあ好きな人はいないのね､良かったわ」
「ねぇA､ロルフは私の事なんて言ってた？」
「えっと､いつもハンナと一緒にいるから分からないって…」
そう言うとハンナは納得したように目を見開いた
「ほらやっぱり！話しかけないからダメなんだわ！」
「でもそんなこと言われたって…恥ずかしいし…」
「そんなこと言ってても…」
その時､後ろからAを呼ぶ声が聞こえた
スーザンは私を呼ぶ人物を見ると目を丸くして､ハンナの後ろにササッと隠れた
「A､これお祖父さんから間違えて僕の所に届いてたんだ…あれ？」
ロルフはAに手紙を渡すと隣のハンナに目をやった
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
