第3章《ギルデロイ・ロックハート》 ページ27
「A！起きて！学校が始まってすぐに遅刻なんて笑えないわよ!!」
ハーマイオニーのガミガミ声でまた新しい生活が始まった
今日はいつにもまして不機嫌なハーマイオニー
「昨日の到着の仕方がまだ不満なの？」
「ええそうよ､A､あなたが怪我をしたかもしれないのよ」ハーマイオニーが心配そうな目で見た
「大丈夫だよ怪我くらい､早く行こ」
A達が肖像画の穴を通り大広間へ行こうと階段を降りていると誰かが目の前に立った
「ねえA､少し用があるの。」
現れたのは同じ学年でハッフルパフのハンナ・アボットと､スーザン・ボーンズだった
「いいけど早くしてね」
ついてきて､というハンナにAとハーマイオニーが歩きだした
「ハーマイオニー貴方は来ないで」
「どうして？私は行ってはダメなの？」
不機嫌なハーマイオニーが余計不機嫌になる､とAが怯え始めた
「3人だけの秘密なの!!」
ハンナの言い草にハーマイオニーは怒って大広間に行ってしまった
ハンナに急かされ誰もいない廊下につくとハンナがスーザンに目配せした
「あのね､A…私ね…」
「なあに？」
もじもじと何も言わないスーザンにハンナがイラついた
「ちゃんと言わないと！協力してもらわないと！」
「でも…」
Aはなんなのか分からなかった。それよりも早く朝ごはんのニシンの燻製が食べたかった
「ごめん早くしてほしいな」
「もういいわ！スーザン私が言うね！」
「まって！ちゃんと言うから！」
スーザンはそう言うとゆっくりと息を吐いて口を開いた
「好きなの…」
ボソリと呟いた
「なんて…？」
「──────ロルフの事が好きなの…」
スーザンが顔を真っ赤にして頬に手を当て､それをみたハンナが嬉しそうにキャッキャしている
Aはまだ何がなんだか分かってない
「だから､ロルフの家族のAに協力してほしいの､ほらAとロルフって仲良いでしょ？よく大広間で会ってるし」
「いや会ってるけどあっちが勝手に来てるだけだし…」
「A!!女の子同士ここは協力しましょ？」
ハンナがスーザンの手をグイっと引っ張り握手させようとした
「よくわかんないけど､頑張るね」
そう告げるとAはスーザンと握手した
───ハーマイオニーが大広間の扉に目をやると満足そうに出てくるハンナとスーザンと､バツが悪そうにこちらに向かってくるAがいた
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
