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「ギルデ…え？何って？」Aが聞き返した
ハーマイオニーは目を皿のようにして「彼を知らないの?!」と興奮気味に言った
「とにかく来て！みんな心配してたわ…」
ハーマイオニーに手を引かれAは人混みが波のように押し寄せる書店に足を踏み入れた
人混みに肩をせばめながらも店内を歩き回るとハリー達がいた
「あぁAちゃん！どこに行っていたの？遠くに行ったかと心配したわ､ほら前においで!!」
そう言うとモリーおばさんは私を自分の前に出した
どうやらその
間もなく客達が興奮気味に前のめりになり､店内の奥から草色のローブを着た男性が出てきた
波打つ髪に､魔法使いの三角帽子を小粋な角度で被っている
大歓声と拍手で迎えられた彼は頬を染める夫人たちに自慢の白い歯を見せびらかすように笑いかけていた
「誰」
Aが口をあんぐり開けてそう言うと
ハーマイオニーは失神しそうな勢いで息もせずロックハートの話をペラペラと喋り始めた
Aはそーっとハーマイオニーの傍を離れた
ロンとハリーの傍に行くとロンが「ママは夢中なんだ…」と呟いた。その隣のモリーは恋する乙女のように目を輝かせていた
日刊予言者新聞の記者はロンの足を踏みながらロックハートの写真をバシャバシャと撮っていた
「Aはあの人どうなの？」ハリーが問いかけた
「え？何が？」
「カッコイイと思う？」
眉間に皺を寄せて聞くハリーにAが耳打ちした
「河童のほうがよっぽどカッコイイよ」
ふんっ､と鼻を鳴らして言うAにハリーは胸を撫で下ろした
「もしや…ハリー・ポッターでは…?」
ロックハートが隣のハリーを見つめて言った
記者はハリーの腕をグイッと引くとロックハートの隣に立たせた
「一緒に写れば君と私で1面大見出し記事ですよ」
ロックハートの魂胆にAは引き気味にロックハートを見た
ハリーは火照り顔で汗を流している
「皆さんなんと記念すべき瞬間でしょうか､ハリー君がフローリシュ・アンド・ブロッツに私の字で『私はマジックだ』を買いに立ち寄った…」
ロックハートのドヤ顔演説に拍手をする奥様方にロンとAは引き攣った顔をみせた
人混みが嫌いなAが奥様方の後ろに1歩下がったその時､
「うわっ､!」
誰かがAの腕をグイッと引っ張った
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
