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結局彼は誰だったんだろう､と思いながらもコートの灰を手で払い店を出た。どうやらみんなとは別の店に出てきてしまったみたいだ
「すみません…通してください…いてっ…」と新入生とホグワーツ生の人混みを掻き分けながらAは箒店へと足を運んだ
入店すると飾られた箒の前に集まる子供たちの中に聞き覚えのある声が聞こえた
「〜〜そりゃ旧型のニンバス2000も早いけど最新型のこの”ニンバス2001”!!クィディッチにピッタリの持ち手､ツヤツヤと輝く漆黒の柄…そしてほら…!!
「ほら、じゃないよ恥ずかしい。行くよ」
ニンバス2001に見惚れていたロルフの襟を持ち箒店から引っ張りだした
ロルフはじたばたと地面を蹴り始めた
「もう少し見せてくれ!!まだ語りたりてない!!」
「じゃあ1人で行くから着いてこないでね」
ロルフは眉をひそめ少し黙ると口を開いた
「わかった行くよ、5分ちょうだい」
「バイバイ」Aがトドメをさしロルフに背を向け歩き出した
Aはロルフの手を引きハリー達を探していた
「────私そんな言い間違えたかな…??」
「せめてチャドリー・キャノンズのユニフォーム見たかったよ、」
「まだ箒の事言ってるの?あんなの買う人いないよ」Aが呆れたようにため息をついて言った
「いやいたよ買った人は､そういえばその人凄かったんだ､先月出たばかりなんだぞ？それを…10本以上さ」
ロルフが息を飲み冷や汗をかきながら言った
「とんでもない大富豪だ」
「へー、ほんとハリー達どこ行ったんだろう…??」
Aはロルフの手を強く引っ張りながらすぐ目に入ったフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に向かった
入店すると驚いたことに沢山の人だかりで表で押し合い､圧し合いしながら中に入ろうとしていた。
その理由は上階の窓にかかった大きな横断幕にデカデカと書かれていた
「本物の彼に会えるわ！」
どこからか聞こえた何度も聞いた黄色い声
「ハーマイオニー!!」
Aはロルフの手を離しハーマイオニーの元へ走った
「ハーマイオニー!!ここだよ!!ここ！」
「A…??どこ───A!!」
人混みの中Aはハーマイオニーをギュッと抱きしめハーマイオニーもAの背中に腕を回した
「会いたかったわA───
Aも見て!!彼よ､リフトにある教科書はほとんど彼の教科書なの!!」
ハーマイオニーは鼻息を荒らし誰が見ても興奮しているようだった
「なに？なにがあるの？？」
「彼よ!!──ギルデロイ・ロックハートよ!!」
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
