人魚姫なんて大嫌い【ジョジョ5部】 (ページ7)

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歌のスタンド① ページ7

「…〜らら〜らら〜〜ら〜……ら〜らら〜ら〜」

Aが歌い始めた途端､プロシュートが加えていたタバコを落とし､膝から崩れ落ちた

なんっだ…苦しいっ…息が…っでき…

意識が…

「…ちょっと？！しっかりッ！」

「はぁッ…！はぁ…なんだ今の…」
「大丈夫…？」

心配するAの顔を見てプロシュートはある事を確認する

「お前､能力…今のがスタンド能力だろ…！」
「え？どういう…？」

「急いで帰るぞ！」

「歌のスタンドだって…？」イルーゾォが目を丸くした

「間違いねぇ､あの時の息苦しさ､まるで溺れているような…声も出なかった､A1回歌ってみろ」

「そんなこと言われたら歌えないわ…」
「全員耳を塞げ。俺が試す」
リゾットの指示にその場にいる全員が耳を塞いだ

「…〜らら〜らら〜〜ら〜……ら〜らら〜ら〜……」
Aの歌を聞いた途端リゾットは首を抑えて激しく痙攣し始め､歌うのをやめると収まった

「おいおいマジの奴か…！」ホルマジオが笑う
「こいつやる奴だな」メローネが関心し始めた

「はぁ…A明日だ､明日

ポルポのとこへ行け」

ポルポという男の所へ行くのは全員が納得した意見だった

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そして迎えた今日。私はあいつにライターを返した

「A､暗殺(ヒットマン)チームへようこそ」

「これからよろしくね､皆さん」

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「〜〜って言うのが4年前の話よ」
「Aもすげぇ〜！」

「おいA､後輩が出来たからっていきがってんじゃねぇ」プロシュートが割り込んできた

「やだプロシュート､ペッシと話すの楽しいんだもん。ごめんねペッシ取っちゃって」Aがからかいながらそう言った

「チッ行くぞ､任務が入った。ホルマジオとメローネが先に行ってる」
「行こ､ペッシ」
「…分かったよ」

3人はターゲットのいる場所へと向かった

「標的は？」
「あいつだ政治家の標的さんよ」

高そうなスーツを着た爺さんが座っている。さっさと殺っとこう

「私が行こうか？」
「いや､今回は俺が行くぜ

車をリトル・フィートでちっさくして､それをあいつの酒の中にドボンだ」
「やるなぁホルマジオ」

こんな会話を聞いたペッシはまた怖気付き､プロシュートに怒られていた