アギシュ＋1

アギシュたちの不安 ページ21

河井side



東京での仕事が終わり約束の居酒屋へ。

中に入るとAはまだ来ていなかった。


水田「Aからは遅くなる！って連絡もらってるで。たぶん久しぶりやー言うてたから話し込んでるんやろう」


そういう水田。

そうあってほしいと願う俺。

でもなんか、今日は嫌な予感がする。


秋山「ゆずる、どうしたん？」

河井「あ、いや、なんも」

稲田「兄貴ぃ、なんか隠し事でもしてんとちゃうん？⤴ 」

河井「なんやねんその喋り方笑」

水田「無理やり笑ってもあかんで。嫌な予感を認めたくなくて俺はああいうたから。」

河井「……」


いつか、実の母親に連れて帰られるのでは？

と、考える嫌な予感。


山名「まあ、もう17やし。」

川西「9年間も離れてテレビではあんなに活躍してるんやから…親の耳には…」


みんなおなじことを考えていたらしい。

少ししんみりしていると


「わーを、なんでこんな静かなん？笑」


無理矢理笑ってるように見えるAがきた。


秋山「おつかれ、A。今日どうやった？」

「今日？あー…めっちゃ楽しかったで！！」


うそや…


「めちゃくちゃ話し込んでさ〜笑」


苦しい…


「しかも、アフレコでめっちゃかんでもうてん笑」

河井「なぁ、」

水田「ゆずる(小声)」


水田にとめられた。まあそうか、おれらの思い込みかもしれんのやから。


「なんや、ゆずにいめっちゃ疲れてるやん笑」

秋山「アインシュタイン最近忙しいもんな〜」

稲田「でも明日は休みなんで。ね、兄貴！」

河井「おぅ、今日はもうめっちゃ飲んだるわ！」

「私、今日は介抱頑張るから、みんなじゃんじゃん飲んじゃえ！！」


今日の記憶はとばしたい…。

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