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スイーツ(赤×緑) ページ7

赤「幸せそうな顔」



俺がスイーツを食べてる時、しげにそう言われた。

幸せ…確かに、スイーツを食べてる時は疲れが抜ける感じで幸せなんやけど…


そんなに、甘ったるい顔してたんかな…



なんて思いながら自分の顔を触ってみる。




緑「ん…そんなに、幸せそう?」



赤「うん、幸せそう。」



なんて、微笑むしげ。



緑「……しげも、食べてみる?美味しいで。これ。」



そう言って、しげの前にスイーツを差し出す。



赤「うーん。……じゃあ、あーんってして。」





緑「え?」




何を言い出すんこの人は。




少々文句はあるものの、スイーツを1口サイズにとって、しげの口へと運ぶ




赤「んっ、あんま。」




時々思うが、こいつは甘党なんだろうか。
それとも辛党なんだろうか。



でも辛いのは苦手っぽいし、かといって


めちゃくちゃ甘いのもあまり好まない。




まぁ、、反応が面白い




赤「神ちゃん、よくこんな甘いん食えるな。」





緑「そりゃどーも」





赤「褒めてへんしっ!」






緑「さっきまで『幸せそうな顔』とか
いってたしげはどこへ…」






というかしげ。口にクリームついとる。





緑「しげ、」






赤「…?」





緑「クリーム、ついてた。」






全く、世話のやけるやつやな。





口にクリームつけるって…子供か…







…?なんか黙って…





赤「!っ、ちょ、っと今、こっちみんで…//」




は?なんで照れてるん?



まぁええわ。ほっとこ。




ほっといて、しばらくしたら落ち着いたみたいで。顔もいつもの色に戻っていた。





赤「待ってや。それ2個目?食いすぎやないか?」




緑「うるさいなぁ。ええやん。」




今度はショートケーキ。





そういえば、前に番組で俺がショートケーキ


食べた時も微笑ましく俺の事見てたな…






緑「(まぁ、別になんでもいい…)」





なんて思いながら顔をあげたら、





またしげが微笑ましく俺を見ていた。




どっちが幸せそうなんだかってレベルで。




俺は急に恥ずかしくなって、





ケーキを、お皿の上に落としてしまった。

俺だってたまには(赤緑)→←2



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作者名:奥沢。 | 作成日時:2021年1月1日 8時

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