壊れてく幸せな人生。 (ページ7)

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本当の事。TH side ページ7

ミクを楽屋に連れて来た。

JK「ヒョン、？」

RM「何でSARANGさんが、？」

TH「俺の妹。」

JM「えっ、マジで」

JN「あのSARANGさんだよね？」

TH「うん。」
何年ぶりだろう？
ミクはなんで出て行ったんだ？
オンマ達に何をされてたんだ？
ミクは…何を隠してるの？
全部俺に教えて欲しかった。
誰よりも先に。
聞きたいことはいっぱいあるけど、
まず、

TH「ミク、あの時何があったの？」
「全部教えてよ。」

「…私は、あの二人から虐待を受けてた。」

TH「は、？」

嘘だ、あんなに優しかったオンマとアッパが？

「5歳から15歳まで毎日辛い思いをしてきた。

殴られて、蹴られて、暴言も吐かれ、

身体中傷だらけになった。

それに比べてオッパは愛されて育った。

私はそれが羨ましかった。

わがまま言っても殴られない。

私は言葉を発しただけで口を縛られて

過呼吸にもなった。

″子供はテヒョンだけで良かった″

″お前なんか要らないんだよ″

″早く出てけ″

そんな事何回も言われた。

鬱にもなった。

もうあんな生活嫌だった。

じさつだってしようとした。

でも、私は頑張って行き続けた。

いつか幸せを見つけるために。

地下室に閉じ込められても、

ナイフで色んな所に傷をつけられて血だらけになっても。

でもある日きずいた。

″こんな家にいても幸せになれない。″って。

だから私は家を出て行った。

ただそれだけ。」

TH「ミク、」

ぎゅっ、

TH「ごめん、ごめんっ、！」
「こんなオッパを許して、！」

「…離せ」

TH「嫌、」

「離せっつってんだろ、！」

ｶﾞｯ(胸ぐら掴む)

″お前なんか大っ嫌いだ″(耳元)

ﾊﾞｯ(押し倒す)

ﾊﾞﾀﾝ

TH「ミク……」

俺は最低だ。
気づけなかった。
ミクが苦しんでいるのを。
ほんとに最低なオッパだよね。
ほんとにごめん、