【そのにっ!!】[BL]普通に生活していたら周りから好まれる性格になった。

体育祭 ~二年リレー~ ページ30

地面に体がつくと思った瞬間、誰かに受け止められた。


『ん...翔...?』


翔「うん、そーだよ?あ、零夜来たー」


零「先輩大丈夫ですか!?保健室に!」


零夜と翔の声がした。俺はその声を聞いて、そのまま気を失った。


翔サイド


Aが倒れた。


それをすぐに気付けて、すぐに受け止められた。


『ん...翔...?』


翔「うん、そーだよ?あ、零夜来たー」


俺は簡単に返し、


零「先輩大丈夫ですか!?保健室に!」


そう走ってきた零夜にAを渡す。


そして緑色のバトンを拾い上げる。


走っている一位、青まで100mもない。


抜けるかも。


俺のチームだけど今は気にしない。


青のはちまきをそこらへんに投げ捨てて、走る。


黄色も赤も抜いた。


残りは100mとちょっとぐらい。


俺は全力で走った。


もう少し脚の回転を速くできる!


青は目の前だ。


そしてあと少し、というところでゴールテープが地面に触れた。


それに遅れて俺もゴールした。


斗「翔くん!!大丈夫!?ごめん、うちの弟が...」


光「良く敵のチームのために本気で走れるね!斗真が倒れても俺は無視するよ!」


疲れすぎてほとんど話を聞いてなかった、ヤバい。


走り終わって気が抜けたのか、ふらっと斗真さんに倒れた。


それを斗真は受け止めて、保健室に連れていってくれた。

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