【いのじん】オタクの私がBORUTOの世界へ行ったら【BORUTO】

1時間目からハード過ぎやしません？ ページ5

スミレちゃんの号令が終わり、先生から自習、とのことだが……。

「マリンの実力調査の為、自習。だが、見に来たい奴は校庭へ」

え、え、それって見られていいんですか…
てか皆立ち上がった！？見ても楽しくないよ！？


「そりゃ、ボルトの姉ちゃんってなりゃ皆気になるだろ」
「そんなもんなの…？」


校庭へ出ると、先生が耳打ちした。

「筆記は問題無し。後はこれだけだ、気楽にやれ」
「はい！」

って言っても…、見様見真似でやるしかないよなぁ…。

「まずは壁歩きからだ」

えっと、チャクラを練って？足に？だったような…？

…………歩けてる…凄い…

「合格」

そのままスタッと下りてみる。かっけー！
次は水の上を歩く。

「ん、この辺りは簡単かも」
「なるほど、ではこれではどうだ」

先生が水面を軽く揺らす。

「余裕です」

と、微笑むと何故か「おぉ…」と皆の口から声が漏れた。…ん？え？あ、そういえば……凄いんだったよーなぁ…まぁ、修行してた設定らしいし大丈夫だよね！


「流石だ。次は口寄せだ」

巻物を手に取って、開いて…手を地面に当てて…
叫ぶ！

「口寄せ！」

現れたのは手裏剣。おぉ…すげぇ…。

「…合格だ、最後は実戦だが…戦いたい生徒は挙手」

ほわっ！？実戦！？あ、でも、白眼試せる…！

なんて呑気にしてると、手を挙げた生徒は…
ぜ、ぜろ…？私と戦うの嫌なのみんな…


「え、みんな、大丈夫、私もあんまり感覚掴めてないし戦おうよ…？」

恐る恐る手が上がったのが3名…。
うん、これでもまだ少ないかな！？


えーと、ボルト、イワベエ君、ミツキ君
わぁ！強すぎ泣ける。

「じゃあ、ボルト、やってみろ」
「へーい」


小声で姉ちゃんに勝てた事ねぇんだけど…って呟いてたの聞こえてるよ、期待しないでよ！？
私まだ忍術わかってないから！


「ルールはお互いの胸につけた的に手裏剣を当てられた方の勝ちだ。では、始め！」

「影分身」


そう一言、するとボルトが4人…。まじか。
取り敢えず、心の中で…。白眼！
叫んでみると…うわ、なんかめっちゃ見える。
どのボルトが本物かもわかる…。


本物に口寄せした手裏剣を投げてみる。
…当たった…、しかもど真ん中だよ運良すぎ。


「勝負あり、勝者マリン」


「まじかよ、ほぼ一瞬で終わったぜ…？」
「白眼使えるの…！？凄い…」
「そりゃ、マリンだからね」
「何でサラダが得意気なんだ？」
「うわぁ、敵に回したくないね」


聞こえてるよ、聞こえてるよぉぉ！？

女子VS男子→←アカデミー入学(弐)

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