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12.呪いとして ページ13

「…………………」
「オマエは………」

───ガッ!

「あ“?」

「!!」

『……はッ、ゲホッ、ガハッ…!!』


突然、両面宿儺が私の首を掴んでいた手と逆の手で自分の首を絞め出した。

その勢いで首から手が離され、私はそのまま地面に落ちる。肺が酸素を取り込もうと激しく収縮して、咳と目眩が止まらない。


「人の身体で何してんだよ、返せ」

『………!!』


間違いない。虎杖くんだ。


「オマエ、何で動ける?」

「?いや、俺の身体だし……ってか、何先生の首絞めてんだよ!!先生、大丈夫か?」

(………!?抑え込まれる──)


虎杖くんがしゃがみ込み、未だに咳が止まらない私の背中をさすってくれる。

その手から彼の体温を感じた瞬間、両目からぼろぼろと涙が溢れてくる。

ギョッとしたように虎杖くんが固まって手を引っ込めた。


「や、そのっ、本ッ当にスンマセンした先生!!その、無茶苦茶したり首絞めたり……だから泣かないでっ!?」

『はあぁぁぁ……よ、よかっ、たぁぁ〜〜っ……!』

「へ?」

『虎杖くんたら後先考え無さすぎなんですよっ!いきなり飛び出すし指食べるし怖くなるし……でも、戻ってきてくれてよかった、本当に良がっだ〜…っ!』

「……先生」


袖で目元をごしごし擦る。痛みなど今は気にもならない。

今度こそ万歳だ。

そう思ったのは束の間。


「動くな」

「オマエはもう人間じゃない」

『な……ッ、伏黒くん…!?』

「は?」


伏黒が虎杖くんに向けて構えるような姿勢をとり、彼の足元に影が渦巻く。


「呪術規定に基づき、虎杖悠仁。オマエを──」

「呪いとして、祓う(ころす)

13.ストップ→←11.呪われてるのは



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設定タグ:呪術廻戦 , 夢小説 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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そす(プロフ) - イナアレオリさん» 鬼滅の刃要素…? どのあたりでしょうか? なにはともあれお褒めに預かり感謝です! (2021年8月21日 21時) (レス) id: 4547e6e600 (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - なんか少し鬼滅の刃少し要素あるなぁ良いと思いますよ\(//∇//)\ (2021年8月21日 21時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)
そす(プロフ) - さあさん» ご閲覧感謝です!! イベントは初参加だったんですが、さあ様が呪術廻戦に興味を持って頂けたこと、とても光栄に思います! 応援ありがとうございます! (2021年7月1日 0時) (レス) id: 4547e6e600 (このIDを非表示/違反報告)
さあ - イベントご参加ありがとうございます!!呪術廻戦はちょっと知ってるくらいだったんですけどこの作品を見て呪術廻戦をもっと知ってみようと思いました!私は紅茶もコーヒーも飲めないので夢主かま羨ましいです笑これからも頑張って下さい!応援してます! (2021年6月30日 16時) (レス) id: 7aaf2735e4 (このIDを非表示/違反報告)
そす(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます!修正しました、自分では全く気づけなかったので細かいところまで見ていただいて感謝です! (2021年4月17日 1時) (レス) id: 4547e6e600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そす | 作成日時:2021年4月10日 16時

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