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第百三十三話:冗談か否か ページ42
それから、アーロンパークは壊滅しネズミ男のおかげでルフィたち懸賞金も上がりそうだ。
「夜に宴は有難いわ。日傘をささずに参加出来るもの」
「......ぷは！なんだなにも食べてねぇのかよA」
「そういう坊やこそお酒ばかりじゃない」
「いいんだよ、俺はこれで」
「む」
酒を飲めば治るなんて理論の意味がわからず、けれども本当に寝て飲んで休めば治るから、意味が分からない。そもそも全治二ヶ月と言われた傷の状態で戦闘するなという話だ。
「いい、ゾロの坊や。もしあれ以上大量出血するなら私が全部飲み干しちゃうわよ」
「本気でやりそうだな」
「やるわよ」
いーっと子供らしい動作をするAにゾロは笑った。
「覚悟してちょうだいね」
「なにがですAさん」
「ゾロの坊や。死んだら骨まで食べてやるって話」
「物騒なこと言うな、つーか死ぬかよ」
「そんときゃおれが美味しく調理させてもらいますよ」
「あら、いいの？」
サンジが混ざり、三人で談笑する。ルフィは肉を食べてるし、ウソップは何やらよく分からない話を続けてる。ナミは、恐らく家だろう。
「それにしてもナミさんから聞きましたけど、魚人二発くらいで倒したらしいですね」
「ええ、一発で仕留め損ねたわ。残念」
「十分化け物じみてるよ」
「あら、私は世間一般で言ったら化け物の部類よ」
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作者名：U・K | 作成日時：2023年9月12日 2時
