第八十八話:海軍本部大尉 ページ42
コビーを彷彿とさせるピンク髪に、顔の傷。服装からはとても海軍とは思えなかったがヘルメッポという例がある。
「でもあの時ヘルメッポは海軍ではなかったかしら」
とすると尚更海軍と思えぬスーツ姿にAは首を傾げた。
「俺は海軍本部大尉鉄拳のフルボディ！船長はどいつだ！」
「海軍本部......ね」
国際統治機関世界政府直下の軍事兼治安維持組織海軍、世界政府海軍の中心となる組織だ。全軍総帥であるセンゴクをトップに大多数の海兵がいる。海賊の一番の敵と言っても過言では無いだろう。
「ふぅん」
しかし大尉とは。海軍将校に含まれる階級だ。油断するには少々地位が高い。
フルボディの後ろからセクシーな女性が現れる。
「ナミ嬢の方が可愛いわね」
「どうした急に」
「事実でしょう」
何故か一触即発の空気感になっている状況だ。何故か、というか海軍と海賊が会ったら普通はこうなるのだが。
「ナミ嬢......？」
ふと彼女に視線を寄越せば何やら手配書を見下ろしている。Aは柵から降りて手配書に近付いた。
「ふーん、色々あるのね。ルフィはいくらぐらいになるのかしら」
かのゴールド・ロジャーが五十億ということは、ルフィもそのくらいの懸賞金はつくのだろうか。五十億なんて桁なかなかに夢物語でAはピンとは来ず唇を尖らせる。
「どうしたのナミ嬢？......ナミ嬢？」
1枚の手配書を握り締める彼女に声をかけるが反応はない。彼女の肩にそっと手をかけようとしたところ
「＿＿＿パチンコォ」
ルフィの掛け声が海に響く。ルフィの身体がいつも通り伸び、そして何故か内側に逸れた。
「あら」
大砲を受け止めた反動は、正面にあるバラティエに襲いかかった。
「あらら、やっちゃったわね」
クスクスとAが笑う。これではコックどころの騒ぎでは無いと思うが、流石ルフィと言わんばかりの言動であるため笑うしか無かった。
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ゆおゆお - とっっても好きです！更新頑張ってください！ (8月28日 18時) (
レス) id: 3120b2a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺお - とっっっても好きです！！！ (7月26日 5時) (レス) @page25 id: 9c7d7bec90 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の生き者 - 無理しないでに頑張ってください❌無理しない程度に頑張ってくださいです!すいません💦 (7月5日 15時) (レス) @page5 id: 92db999cd5 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の生き者 - まってめっちゃ好きです…（ ; ; ）無理しないでいでに頑張ってください！！ (7月5日 15時) (レス) @page5 id: 92db999cd5 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - 吸血鬼の大人っぽい主人公最高です！！これからも更新頑張って下さい！ (7月2日 4時) (レス) @page3 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U・K | 作成日時：2023年6月26日 21時
