第八十五話:放浪娘 ページ39
「え、嫌だけど」
「なんでだよ〜A〜!作ってくれよぉ」
「無理よ、航海するなら集まりにくいと思うし......それにレパートリーが少ないもの」
ないない、と冷蔵庫の中に入っていたオレンジジュースを飲みながら否定する。横になるゾロの足と足の間に挟まりながら呑気に会話をするAと椅子に座ったルフィが対峙しているのを見てナミは珍しげに思った。
基本ルフィを微笑ましげに見て肯定してるイメージが強いせいだろう。要求を却下しているのが珍しくナミは口を出した。
「第一私は裁縫師だもの。料理士なら別の子を船に誘いなさい」
「え〜」
「あらコックの話？」
「そう、私ワノ国の料理しか作れないのに。ルフィの坊やったらコックやれって言うのよ。酷いと思わない？」
プンプンと腕を組みながら言うAはもう知らない、とでも言いたげに立ち上がった。
「少し夜風を浴びてくるわ」
さっさと機敏に動くAはふよふよと羽を動かしながら外へと出ていった。
「全く、Aったらいつも話をする時に限って消えるんだから」
「まぁ別にいいだろ」
「一応情報のすり合わせはしといた方がいいじゃない」
カヤの時もそうだ。勝手に消えて、勝手に上手い具合に話を進めて、勝手に戻ってくる。
「......はぁ」
ナミは頬杖を着いた後大きな溜め息を零した。
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ゆおゆお - とっっても好きです！更新頑張ってください！ (8月28日 18時) (
レス) id: 3120b2a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺお - とっっっても好きです！！！ (7月26日 5時) (レス) @page25 id: 9c7d7bec90 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の生き者 - 無理しないでに頑張ってください❌無理しない程度に頑張ってくださいです!すいません💦 (7月5日 15時) (レス) @page5 id: 92db999cd5 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の生き者 - まってめっちゃ好きです…（ ; ; ）無理しないでいでに頑張ってください！！ (7月5日 15時) (レス) @page5 id: 92db999cd5 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - 吸血鬼の大人っぽい主人公最高です！！これからも更新頑張って下さい！ (7月2日 4時) (レス) @page3 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：U・K | 作成日時：2023年6月26日 21時
