Introduction �� ページ6
「えっと、どこに行かれるんです？」
男「うるせえ、黙ってろ！」
「すみません」
先ほどから犯人の男は刑事の車に出会す度に
進路をグルグル変えている
助手席に座ってる私には恐怖の乗り物でしかない
「…前方、待ち伏せされてますよ。」
男「あ゛？」
「ほら、あの窓に反射してるじゃないですか、パトカーが」
男「げっ、まじかよ…！？」
バックミラーにも追跡の車が現れ
いつの間にか挟まれた犯人
はぁ、このまま降りて逃げてもどうにかなりそうなものだけど
まあそんな無謀なことはしたくない
男「ちっ、こうなったら…」
男がナイフを取り出す
男「まずお前を殺して…あいつらを殺 して…デケえことしてから捕まってやる…！！」
「！？」
とっさに車のドアを開けようとするが
どうやらチャイルドロックがかかっているようで、
内側から開かない
「…！！」
ふと足元を見ると
今朝慌ててたからだろうか
スクバと間違え
昨夜の仕事のカバンを持ってきていた
ゴクリ
これなら…いける
私はガッとジリジリ近寄る犯人を蹴り
素早くカバンから銃を取り出し
犯人に向けた
「観念して、ドアを開けなさい。」
男「なっ…！冗談はよせ、ガキが！！」
パン！！
容赦なく私は彼の左肩を撃つ
男「ヒッ、ヒイィ…」
情けなく男は運転席のドアを開け
そのまま間抜けにも地面に倒れた
「ばーか」
＿＿＿＿＿
鬼瓦「いやぁ、だからね、嬢ちゃん。その物騒な物はどこで手に入れたのかい？」
「……。」
あれから署に連れられて
部屋に通され
所持品を検査されて
現在に至る
さて、どうしたものか
私の鞄には、中学の教科書どころか
拳銃、予備の弾、暗器、タブレット、携帯
そんなようなものが入っていた
これは…
仕方ない
「…ここには何人の刑事さんがいますか？」
鬼瓦「？私を含めて5人だが？」
5人…
まあ、気配の数としては嘘じゃなさそうだ
「鬼瓦刑事さんと2人でなら、お話します。」
鬼瓦「…それは…」
「5人もの大人に囲まれてるのは流石に疲れます。全員男となれば尚更、怖いですから。」
なるべく困ったような顔と声色で話す
Introduction �頃�←Introduction IV
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃優(プロフ) - ユッケさん» お返事遅くなりすみません、ありがとうございます(^o^)ぼちぼち頑張りますのでよろしくお願いしますね！ (2017年2月6日 14時) (
レス) id: c0ac85a89c (このIDを非表示/違反報告)
ユッケ - どうも！初めて読ませていただきました(*^^*)これからも楽しみにしていますヽ(*´∀｀)ノ (2017年1月26日 19時) (レス) id: 3969489df6 (このIDを非表示/違反報告)
璃優(プロフ) - ヨミさん» ありがとうございます(^o^)コメントいただけて嬉しいです、励みに頑張っていきますね！ (2016年10月10日 20時) (レス) id: c0ac85a89c (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ - とても面白いです！頑張って下さい！>ω< (2016年9月27日 20時) (レス) id: 68fb4ebc52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：璃優 | 作成日時：2016年8月2日 19時
