東海のイケメン女子、恋をする【東海オンエア】【としみつ】 (ページ49)

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世界で一番ページ49

Aside

ファンフェスタも無事終わり、私たちはまたしばなん家に泊まることになった

あやなんもファンフェスタを見に来ていて、状況を知ってなのか、私ととしみつを二人きりにしてくれた

『...としみつ？』

と声をかけると、としみつは優しく微笑んで、何？と返してくれた

『あのさ、ありがとうな...！

ホント、すごく嬉しくて夢なのかって思えるほど嬉しくてさ笑』

と「夢じゃねぇよ笑

俺だってA以上に嬉しいから笑」

どうして今まで気づかなかったんだろうか

こんなにも身近にいて、こんなにも私を思ってくれる人のことを

と「A？ちょっと聞いて？」

『ん？何？』

と「俺らにはリスナーさんがおるだら？だから、この結果に満足いってねぇ人達もいるわけじゃんか

けど、それでもAは付いてきてくれる？」

そう訴えているとしみつの目は、いつもより真剣で、真っ直ぐだった

『うん、付いていける

だって、1人じゃねぇからさ笑

今は、としみつがいるから大丈夫』

そう言って答えると、としみつは私の両頬を両手で触れてこう言った

と「今は、じゃなくて、これからは、だら笑」

へ、かっこよ

私は純粋にそう思った

『としみつ、あんたカッコよすぎだわ』

と「お、おう？笑ありがと」

二人で笑いあった夜だった