東海のイケメン女子、恋をする【東海オンエア】【としみつ】 (ページ41)

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Aside

私とあやなんはみんなが寝静まった後、二人で女子会をすることにした

あ「単刀直入に言うけど、Aはさ、恋とかしたことないの？笑」

『ないね、今までは』

今まではという単語に引っかかったのか、あやなんはその途端、目をぱっちり開けた

あ「てことは、今は疑惑の判定段階？」

『んー、まぁ、そう言えるんじゃないのかな笑』

あ「誰？誰なの？」

私はあやなんに嘘をついたり、隠したりするこなんてできないから、正直に答えた

『...としみつ、だと思う、』

あ「としみつの、どこら辺？」

『掘ってくるなぁ...笑

んー、さり気ない優しさ？かな、多分

腹痛いの生理っていうのもいち早く気づいてカイロくれたし、今日だってみんなに内緒でネックレスくれたんだよね』

それを聞いたあやなんは、まるで恋愛マスターかのように話し出した

あ「それさ、としみつもうAの事めっちゃ好きなやつじゃない？

Aも知ってるでしょ？としみつ女扱い苦手なの」

『あー、うん』

あ「それなのに、Aの時はガンガン攻めてくるってことは、としみつはAの事好きなんだよ！！」

...好き

としみつが、私の事...好き...！？

『嘘！？んな事あるわけないだら！』

あ「だったら、普通ネックレス渡したりしないって笑

Aは鈍感だから気づかないだろうけど、案外としみつは顔とか行動にでるからね笑」

『そ、そうかのか...』

サラッとダメ出しされたような気がするけど、今はそんなこと気にしている場合じゃない

『これから私、どうしたらいいと思う？』

あ「とりあえず、いつも通りにしてみたら？

Aが急に対応変えたらとしみつはキョドると思うからさ笑」

いつも通り...

『分かった、やって見るわ』

今更気づいたとしみつの気持ちと私の気持ち

絶対、この恋は叶わない

私は男っぽくて、恋愛対象どころじゃない

きっととしみつは、メンバー愛が人一倍あるからに決まってる

口には出さなかったけど、心の中でそう思うことにして、あやなんと一緒に寝た