34話 疑念 ページ37
gr side
kn「彼奴らに手を貸したってどういう事やねん」
sha「トントンとショッピ君はともかく2人は説明しろや」
聞いて分かるように
反感を買ってしまった俺達
それに俺とエミさんだけやなくてロボロもグルやぞ←
zm「テスト範囲なんかほかっとけばええのに」
ほう…
gr「ゾムは平等にテストを行わなくてもいいと言うのか」
もし対策プリントを無しに行っていれば
確実に上位は我々高校の生徒が独占出来ただろう
だか、そんなテストの何処が面白い
張り合いのある相手もいない
ただの出来レース
退屈すぎて反吐が出そうになる
gr「平等でなければ結果は見えていた」
もしあるとすれば
白尾高校生徒会メンバーが上位に食い込んでくる可能性が
僅か、いや。かなりの確率である事くらいだな
em「…困ってる人を無視出来ない。それが私ですから」
ふむ。エミさんらしい回答だゾ
em「それに、白石さん達からいい刺激を貰えますしね」
刺激か…
確かにそうだな
女嫌いのトン氏も最近は女に対する対応が柔らかくなってきた
無愛想で怖がられていたショッピも最近は笑顔をよく見る
彼らといる事で何かしらの刺激を受け
そして、考え方が変わったのだろう
彼らは良くも悪くも前へ突き進む人間だ
2年生の集まりにしては良く出来ているがまだ足りない
だが、それを補える能力は備わってきている
それを気づけるか気づかないかは我々次第
彼らは自らの存在価値、能力を見せびらかさない
だからこそ、周りは気付きにくい
そんな彼らに疑念を持つのは当たり前だ
一見、なんの取り柄もない彼らが何故、生徒会なのか
どうしてその立場に居続ける事が出来るのか
オスマンを始め我々高校生徒会メンバーは
その疑念に囚われて未だに本質を知ろうとしていない
gr「どう思うかはお前ら自信だ。俺からは何も言わない」
俺が信頼して生徒会を任せられるメンバーだ
オスマン、ひとらんらんは勿論の事
ゾム達2年組、1年のチーノには
俺達3年の力を借りずに人を見極められるようにならないと
来年、俺達が居なくなってから困るからな
できないなんて1ミリも思っていない
お前達ならやり遂げてくれる
そう信じているからこそ敢えて引き離す
gr「トントン、ショッピ、エーミール、ロボロ。行くぞ」
1度、頭を冷やして考え直す事も重要だ
gr「オスマン。ひとらんらん。任せたゾ」
まずは3年の2人が手本を見せてやれ
俺達は先で待っている
1つにまとまる日が来る事をな
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全力たぬき(プロフ) - ラテ。さん» ご指摘ありがとうございます！誤字でしたので直させていただきました(^◇^;) (2020年11月16日 17時) (
レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラテ。 - 初めてコメントさせていただきます、ラテ。と申します。35話、困惑の『そこでやっと僕達よ行動に』というのは誤字ではないでしょうか。この物語が大好きでいつも楽しく読ませてもらっています。次の更新も楽しみにしてます！ (2020年11月16日 7時) (レス) id: 719843bd51 (このIDを非表示/違反報告)
全力たぬき(プロフ) - ぬーさん» 誤字ですね(^◇^;) ご指摘ありがとうございます (2020年9月2日 6時) (レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー(プロフ) - グルッペンさんの発言の「今ほ何してる」は誤字ではないでしょうか。更新楽しみにしてます。 (2020年9月2日 5時) (レス) id: 5fa18b1421 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - 115こめの評価はいただいていくぅ！お疲れっす。更新楽しみにしてます(o・ω・o) (2020年8月16日 6時) (レス) id: 8ef283edc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：全力たぬき | 作成日時：2020年6月14日 14時
