33話 支持 ページ36
gr「できたゾ」
誰もが集中して作業をする静かな部屋に聞こえた
グルッペン先輩の声
『もうですか⁉』
作業を始めて2時間
テスト対策の世界史プリントができた
私達が必死に進めていたものをこんな短時間で…
gr「今日はもう遅い。明日、生徒に配布しよう」
『あ、はい』
tn「じゃ、帰るか」
それがいいかも
いつもより疲れた感じがする
Na「A、家まで送るよ」
『ありがとう。いつも送ってくれてるのにどうしたの？』
Na「だって…我々高校の人とどんどん仲良くなるんだもん…」
え
Na「僕達の事、忘れないでよ？」
ki「大丈夫だよ。なかむ。俺達の絆は壊れないんでしょ？」
『そうだよ。皆は私の大切な仲間だからね』
-翌日in全校集会-
rb《続いて、白尾高校生徒会からの連絡です》
まぁ、白尾高校生徒会からって言ってるのに
1番最初にステージに登ってるのはグルッペン先輩だけどね
Na「こんにちは。白尾高校生徒会です」
Br「今回はテスト範囲についてお話しがあります」
shk「すでに勉強した方は気づいているかもしれません」
ki「世界史のテスト範囲に不備がありました」
sm「今回のテストは両校の進捗にあった範囲のはずです」
kr「ですが、まだ学習していない範囲を発見致しました」
『そこで。我々、生徒会が対策プリントを作りました』
ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ
そりゃ、ザワザワするよね
『対策プリントを作る上で手伝っていただいた方々がいます』
ここでグルッペン先輩の出番
gr「我々高校生徒会長のグルッペンだ」
ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ
更に大きくなる騒めき
Na「グルッペン先輩、トントン先輩、エーミール先輩」
ki「1年のショッピさんにお手伝いいただきました」
gr「プリントに関する質問は我々4人も引き受ける」
え。いいんですか⁉
gr「白尾高校の諸君。不利な状況ではあるが頑張ってくれ」
Na「以上で連絡を終わります」
全く、いつまでそんなに驚いた顔してるんですかね
…理事長は余裕そうな顔してるし
ただ。先生方が少し、ほんの少しだけ安心した顔をしてる
それを見れただけで満足
生徒想いの先生が揃ってるってわかったからね
tn「お疲れさん。緊張したやろ」
Na「そうですね…w」
ずっと気を張ってたからか
疲れ気味のなかむ
ライバル校の生徒会長の名前を呼んで感謝を述べるだけ
ただそれだけの事のはずなのに緊張してしまう
『お疲れ。カッコよかったよ』
この現状もどうにかしていかないとね
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全力たぬき(プロフ) - ラテ。さん» ご指摘ありがとうございます！誤字でしたので直させていただきました(^◇^;) (2020年11月16日 17時) (
レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラテ。 - 初めてコメントさせていただきます、ラテ。と申します。35話、困惑の『そこでやっと僕達よ行動に』というのは誤字ではないでしょうか。この物語が大好きでいつも楽しく読ませてもらっています。次の更新も楽しみにしてます！ (2020年11月16日 7時) (レス) id: 719843bd51 (このIDを非表示/違反報告)
全力たぬき(プロフ) - ぬーさん» 誤字ですね(^◇^;) ご指摘ありがとうございます (2020年9月2日 6時) (レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー(プロフ) - グルッペンさんの発言の「今ほ何してる」は誤字ではないでしょうか。更新楽しみにしてます。 (2020年9月2日 5時) (レス) id: 5fa18b1421 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - 115こめの評価はいただいていくぅ！お疲れっす。更新楽しみにしてます(o・ω・o) (2020年8月16日 6時) (レス) id: 8ef283edc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：全力たぬき | 作成日時：2020年6月14日 14時
