32話 警報 ページ34
-翌日-
今日は何かやることを見つけないと
王様っていう立場についたはずなのに仕事がない
暇すぎるし何より可笑しいでしょ
王様が怠けてる暇があるって
総統閣下様に直談判しに行きたい
よし。行こう
-廊下-
私の部屋から総統室って遠いなぁ
ほぼ真反対にあるのか
階段も地味に多いし
ｳﾞｨｰｳﾞｨｰ
警報…⁉
rb《侵入者や‼幹部棟2階階段付近におる‼》
侵入者が…
それより、私が今いる場所って…
幹部棟2階の階段付近じゃん‼
rb《ゾム‼急いで言ってくれ‼》
ゾムさんを指名するって事は
私がいるのはわかってるのかな
侵入者か、廊下をまっすぐ走ってくるわけ…
あったわ…
目の前にいるよ…
侵入者「この国の姫だな？人質になってもらう」
ですよね。はい。
生憎、大人しく人質になるつもりはないけど
『残念ですが人質にする相手を間違えてますわ』
ドレスだから動きづらいけど
まぁ、回し蹴りはできるからなんとかなる‼
侵入者「ﾁｯ…」
うわ、投げナイフ
あっぶな…
早くゾムさん来てー
侵入者「捕まえた！」
あ。油断した
sha「ゾムこっちや。侵入者おった‼」
うげ…よりにもよって貴方が来るんですか…
zm「A‼」
『ゾムさん。大丈夫です』
タイミングさえわかれば自力で逃げ出せる
合図をください
目線で伝えるけどわかったかな
zm「…」
あれ、ゾムさん？
怒っていらっしゃる…？
sha「ったく…ゾムはカバー頼む」
え。
シャオロン様が来るんですか…
sha「…」(ﾁﾗｯ
…‼
『…』(ｺｸｯ
さっきの目線を理解してくれてたんだ
シャオロン様がシャベルを
相手に振り上げると同時に腕を解く
侵入者「クソッ…‼」
zm「A、大丈夫か⁉腕、痣になっとる…」
『これくらいならすぐに治りますよ』
sha「ゾム。こいつ牢入れといてーや」
あ、もう終わったんだ
zm「嫌や。Aを医務室に連れてく」
sha「俺が連れてくから聞き出し」
zm「ﾁｯ…A、何かあったら叫ぶんやで？」
『大丈夫ですよ。仕事頑張ってくださいね』
zm「おん。シャオロン、手出すんやないぞ」
sha「はいはい。はよ行けや」
信頼しあってるんだろうけど
喧嘩越しなんだよな;;
sha「おい。医務室行くぞ」
本当に連れてってくれるんだ
案外、優しい人なのかな
sha「勘違いすんなよ。ゾムのためや」
なんだ
シャオロン様も仲間想いなだけで
私が危害を加えないか見てるだけか
『わかってます』
なら、いい人じゃん
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全力たぬき(プロフ) - よにんさん» コメントありがとうございます！こちらこそ、読んでいただきありがとうございます！楽しんでいただけたのなら何よりです (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - あと、メイドちゃん達の忠誠心にも心打たれました。素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 主人公がいい子すぎて泣きそうになりましたwこれからも無理のない程度に頑張ってください！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
全力たぬき(プロフ) - あんりさん» ありがとうございます！体調管理に気をつけて頑張ります（笑） (2020年4月18日 15時) (レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - めっちゃ好きです...これからも無理のないように頑張ってください！！ (2020年4月17日 22時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：全力たぬき | 作成日時：2020年4月8日 0時
