2話 革命への一歩 ページ4
-城下町-
相変わらずの酷さね
道端に落ちているゴミを拾い集める子供
食べ物の取り合い
ライト「早めに帰りましょう」
『そうね…』
この雰囲気はいつになっても慣れる気がしないわ
-孤児院-
彼はいるかしら
『兄さんという方はいらっしゃるかしら』
ni「俺ならここにいるけど…って、A様⁉」
『久しぶりね。兄さん。お話があるの』
兄さんだけは城下町の人とは違って綺麗ね
流石と言うべきなのかしら
ni「そういう事なら、こちらにどうぞ」
『ライトは此処で待っててちょうだい』
ライト「ですが」
『兄さんなら大丈夫よ。安心して』
-別室-
やっと、2人になれた…
『ｷﾞｭｯ)無事で本当によかった』
ni「A、どうしたんだ？急に…」
『革命を起こして欲しいの。この国に対して』
ni「は⁉」
驚く兄さん。
久しぶりにポーカーフェイスが崩れたのを見たわね
ni「そんな事したら、Aも処罰対象だぞ⁉」
『でも、私も悠々と生きているんだもの。同罪よ』
不満を持っているからといって行動せずに生きてきた
15年も国民を苦しめながら生きてきた
そんな人間が革命を起こすきっかけになったとして
許されていいものじゃない
ni「そんな事ない。革命の話は保留だ」
『ダメよ。すぐにでも起こさないと…‼』
ni「起こすにしてもAが傷つくなら反対だ」
兄さん…
『兄さんがそういっても国民はどうかしらね…』
許してくれる訳ないじゃない
ni「文句言う奴は俺が潰してやる」
怖いわよ⁉
ポーカーフェイスだから余計にね⁉
『用件はこれだけじゃないわ。指導者を探してるの』
ni「指導者…？」
『えぇ。革命のリーダーとなる人よ』
ni「リーダー、か…」
『兄さんならいい人知っていると思うのだけど』
人脈が豊富な兄さんだからこそ
1番この国に不満を持ってて1番この国を憎んでる人
私が探してる人材を知っているはず
ni「…いるぞ。1人だけな」
『その方のお名前は？』
ni「グルッペン•フューラー。かつての貴族だ」
グルッペン…フューラー…
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全力たぬき(プロフ) - よにんさん» コメントありがとうございます！こちらこそ、読んでいただきありがとうございます！楽しんでいただけたのなら何よりです (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - あと、メイドちゃん達の忠誠心にも心打たれました。素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 主人公がいい子すぎて泣きそうになりましたwこれからも無理のない程度に頑張ってください！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
全力たぬき(プロフ) - あんりさん» ありがとうございます！体調管理に気をつけて頑張ります（笑） (2020年4月18日 15時) (レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - めっちゃ好きです...これからも無理のないように頑張ってください！！ (2020年4月17日 22時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：全力たぬき | 作成日時：2020年4月8日 0時
