13話 革命 ページ15
-翌日-
女王「A。早く準備なさい」
『もうできてますわ。お母様』
あの2人が居なくなって不便さがよくわかる
女王「玄関まで行くわよ」
お出迎えなんて。あぁ、面倒くさい
-玄関-
革命決行の時刻は11:30
今は10:30
あと1時間後
11:00に始まるパーティー
30分もたてば大分盛り上がっている頃だろう
-パーティー開始-
沢山の人から祝福をもらうけれど
ずっとうわの空
早く来ないかずっとワクワクしている
革命が起きる事なんて知る由もない
能天気な貴族、王族達はお酒を飲んでいて
ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
来たのかしら
―――――――――――――-
gr side
いよいよ決行の時がきた
何やら王族達はパーティーをしているらしく
手っ取り早く終わりそうだ
ni「パーティー……」
兄さんは何かに疑問を持っているようだが
王族達は常日頃パーティーをしている
今日もそのパーティーと同じであろう
俺達からしぼりとった税金を使って
贅沢なパーティーでもしているのだろう
gr「時間だ。乗り込むぞ‼」
革命と言っても
無駄な負傷者を出さないために乗り込むのは俺達のみ
国民はいつもと変わらない生活を送っている
気付いた頃には革命は終わっているはずだ
Aが用意してくれた通路を通れば
敵と1人も会う事なく城内に侵入
監視カメラのハッキングも完了している
廊下のど真ん中を堂々と歩くのは気分がいいな
目的のフロアはもう目の前
周りの衛兵はゾムによってもういない
ﾊﾞﾝｯ
王様「な、何者だ‼」
gr「そんな事どうでもいい」
王族、貴族が慌てふためくのが見えるなか
おそらく主役が座るであろう席に
座っているAは嬉しそうに微笑んでいる
今日のパーティーはAが主役なのか…？
わざわざその日に革命か
狙ったのか偶然なのか
gr「革命を起こさせてもらおう」(ﾆﾔﾘ
俺の言葉を合図に動きだす仲間達
gr「王族は捕らえるんだ‼」
国直属の兵士がいないこいつらなんて
５分もいらないだろうな
『……』
俺の目の前にいるAは抵抗もしない
むしろ捕まえてくださいと言わんばかりの振る舞い
『あら。捕まえないのかしら』
gr「…捕まえるゾ。本当にいいんだな」
『今更ですわ。お母様達も捕まってますし』
あぁ、もう終わったのか
gr「すまないな。色々と助かった。ありがとう」
『なんの事かしらね』
tn「これで終わりやな」
gr「あぁ」
アッサリすぎて実感が湧かないがな
gr「さぁ、次の段階へ進もう」
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全力たぬき(プロフ) - よにんさん» コメントありがとうございます！こちらこそ、読んでいただきありがとうございます！楽しんでいただけたのなら何よりです (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - あと、メイドちゃん達の忠誠心にも心打たれました。素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 主人公がいい子すぎて泣きそうになりましたwこれからも無理のない程度に頑張ってください！ (2020年5月14日 15時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
全力たぬき(プロフ) - あんりさん» ありがとうございます！体調管理に気をつけて頑張ります（笑） (2020年4月18日 15時) (レス) id: 13f8673fd4 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - めっちゃ好きです...これからも無理のないように頑張ってください！！ (2020年4月17日 22時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：全力たぬき | 作成日時：2020年4月8日 0時
