君はシンデレラ〈ybhk〉 ページ46
、
※パロ
リーマン✖お弁当屋さんでバイト中のバンドマン
「本日はお日柄もよく」の
布団のシリーズのおふたりです
※※※
「も、門限？」
もういい年をした男性に門限が存在するなんてと目を丸くする薮に光は苦笑いした。光の母ちゃんは寝室が玄関の隣で寝てしまった後に建て付けの悪くなった引き戸をガタガタされるのが大嫌いなんだそうだ。
それを聞いて、何故か薮の顔がちょっとこわばったように見えた、(呆れられたのかな…)さっきまで楽しかった光の気持ちが一瞬でしぼんでしまう
「別に門限過ぎたのお前のせいじゃないからさ、カプセルホテルかサウナにでも行くよ」
そう言って駅の方向にクルリと背中を向けた光の腕を薮が引っ張った。
「な、なんだよ」
「いや、あ、そのごめん…あの、光さ、うちに来る？」
薮がうわずった声でそう言ってさらに光を強く引き寄せる
「やめろよ、俺はいいよ。」
「うち、せまいけど、光ひとりくらい…泊まれるよ」
「いいって言ってるだろ、放せって」」
「なんでだよ、遠慮するなって」
「別に遠慮してるわけじゃないって！しつこいな」
身をよじって逃れようとする光を薮がぎゅうっと抱きしめた。
「光！俺、お前を帰したくないっ、
お前は俺のシンデレラだ！
その、つまり、告白してるんだよ、
光ーっ、す、好きです！」
しーんとした暗い夜道に薮の心臓の音だけが響いた、
その速さが気持ちを伝えてくるようだ。
光はドキドキ熱くなる頬を押さえた。
「薮、お、俺……、魔法が使えたらいいなって…俺だって…そ、その…お前が想うより、ずっと…あ、あの、お前のこと…この気持ちが伝わるように…って、思いながら…弁当作ってたんだ」
「…光の作るご飯もいっつも美味しかったけど…今夜はお前を食べさせて？いい？」
薮がそっと耳元にくちづける、
その腕の中で光がピチピチと甘く身体を震わせた。
※fin※
#がおがおがお
いただきまーす！
「シンデレラガール」が楽しみすぎて、
勢いで書いてしまって徹夜したバカです。
20/11/23
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「あなたが好きです、光の次に」〈ybhk←in&ar〉→←金魚〈ybhk〉
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Ｑ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 早朝から落書きみたいな話にコメントを頂きありがとうございます！いつも光くんが12時前には帰ってしまうので脈がないのかもと悩んで告白できなかった薮くんという妄想でした…しかし、今、私は翌朝のふたりのようにすごく眠いです (2020年11月24日 9時) (
レス) id: a1a90f72f9 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - きみはっ！しんでれらっがぁーっ！と、歌って踊る彼等が見れるのは、もう明日！！ひかママのお部屋の位置に感謝。お持ち帰り出来たもんね！美味しく食べてねえーー！ (2020年11月24日 4時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
Ｑ(プロフ) - みる様、いらっしゃいませ。牛乳を全部飲んでなければ美味しいカルボナーラが作れたはずです、胸焼けするくらいのやつが…、ホントにご馳走さまってやつです(^^) (2020年11月14日 16時) (レス) id: a1a90f72f9 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - あまーーーっい！！いつもよりお高めの厚切りベーコンで作るカルボナーラはタップリの愛情も入るから、ふたりで食べるから、より一層美味しいでしょう。はぁー幸せね。 (2020年11月14日 9時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
Ｑ(プロフ) - みるさま、いらっしゃいませ~、なんか伊野尾さんには屈託をかかえさせてしまうのですが、切ないと言って頂きありがとうございます。ホッとしました。たかっくんはちょっぴり言葉足らず…ホントはサプライズで指輪を渡す予定だったのよ~ (2020年11月8日 17時) (レス) id: a1a90f72f9 (このIDを非表示/違反報告)
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