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ページ9

伏黒side

虎杖「だったらせめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ。まあ自分でもよく分からん」

伏黒「…いや」

虎杖が立ち上がった時、女子生徒のポケットから例の呪物が落ちる


虎杖「これが」



伏黒「ああ。特級呪物”両面宿儺”その一部だ」


虎杖「りょうめ…?」


伏黒「言っても分かんねぇだろ。危ねぇからさっさと渡せ」

 

"グニィッ!"



伏黒「っ!」

虎杖を押して距離を取らせる




伏黒「逃げろ」


"ドォンッ!"





虎杖「伏黒!」


呪霊に身体を捕まれてしまう

伏黒「鵺ー」

その瞬間壁に思いっきり叩き付けられる


伏黒「がっ、ゲホッ」

こちらへと向かってくると体当たりを受け外へと投げ飛ばされ、術式が途切れて式神が消える

クソ、頭回んねえ


"ゴンッ!"




すると、上から虎杖が降ってきて呪霊を地面へと叩き付ける


なんつー馬鹿力!!

虎杖「大丈夫か?」



伏黒「逃げろつったろ」



虎杖「言ってる場合か


今帰ったら夢見悪ぃだろ


それにな ”人を助けろ”

こっちはこっちで面倒くせぇ呪いがかかってんだわ」




呪霊に立ち向かい続ける虎杖





駄目だオマエがいくら強くても




”ゴシャ”






今度は虎杖が地面へと叩き付けられる



虎杖「ッ!」




伏黒「呪いは呪いでしか祓えない」




虎杖「はやく言ってくんない?」



伏黒「何度も逃げろつったろ。今あの2人抱えて逃げられんのはオマエだけだ。さっさとしろこのままだと全員死ぬぞ。呪力のねぇオマエがいても意味ねーんだよ」





虎杖「…(どっち道オマエは死ぬ気じゃねーか!)っ!なあなんで呪いはあの指狙ってんだ?」




伏黒「喰ってより強い呪力を得るためだ」




虎杖「なんだあるじゃん。全員が助かる方法」



伏黒「あ?」



ゴソゴソとポケットから何かを取り出そうとする虎杖




虎杖「俺にジュリョクがあればいいんだろ」



そう言うと取り出した指を自分の口の中へ入れようとする虎杖




伏黒「馬鹿!!やめろっ!!」



俺の制止する声も聞かずそのまま特級呪物を飲み込んだ虎杖




特級呪物だぞ!?


猛毒だ!!


確実に死ぬ!!





だが万が一……万が一…!!


"オオオオオオッ!!"



虎杖が手を振りかざしただけで祓われる呪霊

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作者名:リミィ | 作成日時:2024年2月1日 22時

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