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ページ8

伏黒side

「きゃあああああああ!!」


伏黒「!もう部室を出たのか!」


相変わらず気配が無茶苦茶なやつだ!



「"お"お"おぉぉぉ"」


目の前に黒い身体に目玉がいくつもあり三本指の足で立っている呪霊が現れる

伏黒「チッ、邪魔だ。”玉犬”」

黒と白の犬の式神が現れる

伏黒「喰っていいぞ」

呪いを祓いながら気配がする方へと走り続ける

呪いの数が増えてきた……近いな

見つけた!!
二人ごと呪物ごと飲み込むつもりか!!


伏黒「クソッ」


間に合わねえ!!


"ガッシャーン!!"


虎杖が窓を突き破って校内へと入ってくる


伏黒「虎杖!?ココ4階だぞ!?」



呪霊から女子生徒を引き抜き少し離れた所へと着地する虎杖


虎杖「思ってたのと違うな!」


伏黒「ふぅ、なんで来たと言いたいところだが良くやった」




虎杖「なんで偉そうなの。因みにあっちで呪いバクバク喰ってんのは?」



伏黒「俺の式神だ。見えてんだな」

虎杖「?」

伏黒「呪いってのは普通見えねえんだよ

死に際とかこういう特殊な場では別だがな」



虎杖「あー、確かに俺今まで幽霊とか見たことないしな」



伏黒「…オマエ怖くないんだな」




虎杖「いやまあ怖かったんだけどさ、知ってた?人ってマジで死ぬんだよ」



伏黒「は?」


突然良く分からないことを言い出す虎杖

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作者名:リミィ | 作成日時:2024年2月1日 22時

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