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呪い……それは人間の「負の感情」から生まれる存在 この「負の感情」から呪霊と呼ばれる化け物が生み出される


…………

古びた廃墟の奥に進んで行くと一人の少年がしゃがんで泣いていた

『……ヨ、痛いヨ……』

A「……」

『……たずげてよおォォッ!!』

少年が泣き叫ぶと醜い姿となった呪霊に変わり襲おうとしたが

A「白蓮華焰呪術"氷月鎖"!」

『グエェッ!!』


呪霊を氷の鎖で拘束し、そのまま縛りつけ粉砕した
呪霊が消え去ったのを確認すると羽織の袖をクイっと引っ張られた

振り向くと二匹の犬の式神"玉犬"を連れた幼馴染みの伏黒がいた
 

伏黒「終わったのか」


A「ええ。少年の形をした呪霊だったので、恐らく一級か特級レベルでしたけど」


伏黒「おい、大丈夫なのか?」


A「ちゃんと祓いましたよ。残穢もないですし」


伏黒「そうじゃねくて、怪我はないのかって聞いてんだ」


A「してないですよ。……恵、心配してくれたんですか?」


伏黒「……わりぃか」


A「いえ、ありがとう。恵」


伏黒「……ん」


恥ずかしそうにそっぽ向いて話す彼にAは微笑みしゃがんで玉犬を撫でた


玉犬は気持ち良さそうにクウーンと鳴いて、お返しのようにAの頬をペロペロと舐めていた


『ワフワフッ!!』
『バウッ!!』


A「ふふっ、お疲れ様。黒、白」


伏黒「…………」


モフモフと撫でていたAは、そんな様子を見て自分の式神に嫉妬している伏黒には気づいていなかった。

・第1章「両面宿儺」→←・術式について 



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作者名:リミィ | 作成日時:2024年2月1日 22時

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