爆上戦隊ブンブンジャー (ページ34)

今日:116 hit、昨日:133 hit、合計:16,454 hit

バクアゲ3.5 「医療屋は諦めない」ページ34

NOside

基地では射士郞は情報整理して、ブンブンはカレーを作っていた

大也は別件で外出中、真冬も出かけてて
未来もバイトで不在だった

基地内はブンブンの鼻歌が響きながら各自過ごしていた……この時までは

"バタタタッ！ドタンッ！"

突如、派手な音が基地の外から聞こえ、二人は驚き

射士郞「！？」

ブンブン「なんだ！今の音！？」

未来「大変！大変！大変！……って、大也いないの？」

射士郞「はぁ……もう少し静かに入ってこい。大也は別件でいない」

未来「ええ！？緊急事態なのに……」

ブンブン「何があったんだ？」

未来「バイト終わりに街を歩いていたら、向かいの喫茶店で真冬を見かけたから声かけようとしたの。そしたら男性の人と一緒でしかも、こんな風に手を握られてたの！」

未来がそう言いながらブンブンの手を両手で握って真似をして見せた

ブンブン「ええ！？どうする、シャーシロ？」

射士郞「どうするも何も、恐らくヘッドハンティングだろ」

未来「ヘッドハンティング？……なんで？」

ブンブン「真冬は凄く腕の良い医者なんだぜ！だから、病院から誘われることが多くてこの前も大也とシャーシロが助けに行ったんだ」

未来「へぇ、そうなんだ！大也はお兄ちゃんだから分かるけど、シャーシロも真冬に優しいよね」

なんでと疑問の顔で話す未来から射士郞は顔を背けながら

射士郞「……大也に言われたから、仕方なくだ。後、射士郞だ」

未来「あ、でもその人同じくらいの歳で真冬と親しく話してたけど？確か名前で呼んでたし、やっぱり彼氏なのかなっ！？」

射士郞「…………は？」

ブンブン「…………え？」

未来の一言で基地内が一気に静まった

・→←・