爆上戦隊ブンブンジャー (ページ19)

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NOside

スクラップ置き場へ放り出されたソウジキグルマーは
手あたり次第に辺りを吸い込んでいく。

ソウジキグルマー「ゴミダラケ～！カタヅケナケレバ！」

しかし多くの廃棄物を吸い込んだことで吸い込み口が
吸収不能になってしまう。

ソウジキグルマー「詰マッター！？」

横から大也がタンクを没収して、射士郞と真冬の奇襲でソウジキグルマーは吹っ飛ばされる

大也「それが狙いだ。荷物を回収した。真冬！」

真冬「はい！中身は大丈夫そうですね」

射士郞「作戦成功…！」

未来「え！？これ作戦だったの？いつの間に！？」

大也「シャーシロは逃げたわけじゃない」

射士郎はソウジキグルマーがサイクロン掃除機ベースだと見抜いたことで、吸い込む量には限界があると判断していた

大也「敵の能力を観察し、対策を決めて…ブンブンカーでゴミ置き場まで誘導する。だから俺は調達屋に頼んで、この場所を"買った"のさ」

未来「…えぇぇ～！？ここも買ったの！？」

射士郞「以心伝心ってやつだ。お前とは違う」

未来「すごい…ちょっと私、感動してる」

真冬「未来も凄いですよ。ねぇ、兄さん？」

大也「ああ、シャーシロに認められてるだろ？」

射士郞「待て！なんだと！？」

真冬「あの時兄さんと私はまだ駆けつけてなかったですし、シャーシロはブンブンカーの準備のための時間稼ぎを未来に任せていたんですよね？」

大也「要は未来を仲間として認めてるってことだろ？」

未来「ほうほう…ありがと！シャーシロー！」

射士郞「……射士郞だ」