12月24日。繰り返す29歳。【五条悟】

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Aside




『お疲れ様で〜す』



同僚「お疲れ様〜」




気づいたら、温かい水の中だった



所謂



“生まれ変わり“とかいうやつ



この世界には呪霊が存在しない



けど、



五条「お疲れ〜。一緒に帰ろ〜」



『いいよ』


　
あの日


私の前から居なくなった悟が笑っている




私は今世で、救急救命士になった



理由は単純



悟。君を助ける為


医者だと色々と分野が限られてくる


だけど、救急救命士だと応急処置として大体のことができる



そして君は消防士


また最前線で危険なことをする職についた悟



はぁ〜


私の身にもなって欲しいものだ



消防士と救急救命士は同じ場所に署がある



まぁ、消防署の中に消防士と救急救命士がいるってな感じ



その為、何と悟とデスクがまた隣なのだ





同僚「も〜付き合っちゃえばいいのに〜」



五条「そうだ〜！」



茶化す同僚とそれに乗っかる悟



『私には勿体ない人なので』




同僚「ナチュラルに五条が振られてるwww」



一体この会話は何回目なのだろうか



五条「この僕を振るなんて、Aくらいだよ」



『私以外に告白したことないくせに』


五条「まぁそうだけど〜」


小さい頃から、私だけを思い続けてくれるのは嬉しい


けど、ごめんね悟。

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