3 傑くんと呪霊玉 ページ6
Aside
五条「A〜、これから硝子と遊ぶんだけど、オマエもくる?」
『悟くん、ごめん!これから傑くんと任務なんだよ、
硝子ちゃんとも遊びたかったんだけど、、
明日は?』
五条「全員休みだったと思うけど」
『じゃあ、明日!皆で遊ぼ!』
五条「分かった!硝子にも言ってくる!」
そう言って悟くんは硝子ちゃんの所に走っていった
私は傑くんと合流して任務に赴く
呪霊は特級相当の呪霊らしい
『取り込む?』
夏油「………嗚呼、取り込むよ」
『分かった、じゃあ祓わないね』
呪霊は気持ち悪い形をしていた
熊のような、猫のような
足が何本も生えていて、目玉が飛び出ていて、涎が垂れていて
とにかく気持ち悪かった
私は呪霊の視覚を操作する
『傑くん!今!』
傑くんが手持ちの呪霊で攻撃する
すると、呪霊は地面に倒れ込み動かなくなる
すると、傑くんの方に細く伸びて丸くなる
『それ、一口で食べるの?』
夏油「嗚呼、」
ペロッ
『げぇ〜、まっずっ!』
夏油「?!、何してるんだ!」
凄い形相で私を見る傑くんはちょっぴり怖かった
『傑くんの言う通り、吐瀉物を処理した雑巾みたいな味だね、
毎日のようにこんなの食べてたの?』
夏油「まあ、それが私の術式だからね」
『じゃあ、傑くん!傑くん!』
夏油「どうしたんだ?A」
『今何食べたい?』
夏油「マグロの寿司、かな?」
『じゃあ!私がその呪霊玉をマグロのお寿司にしてあげよう!』
私は傑くんに自身の術式を付与する
『呪霊玉、食べてみて!』
上手くいく保証なんかない
けど、少しでも彼の負担を、ストレスを、減らせたら良い
傑くんが呪霊玉を口に入れる
夏油「?!!」
『ど、どう?』
夏油「マグロの寿司、、だね、」
どうやら成功したようだ
『やった!成功だ!』
これで彼を助ける第一歩を踏み出せた
二度と、彼を傷つけさせない
私がいなくなったとしても
私を忘れてしまったとしても
『ずっと術式付与しとくね!』
夏油「ありがとう、A」
”夏油くん”
”五条くん”
”家入ちゃん”
待っててね
絶対に、助けるから
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作者名:白夜琉 | 作成日時:2023年8月25日 9時