1 夏油くんの顔 ページ1
Aside
今日は夏油くんと初めての合同任務
入学してもう1ヶ月
私は現在2級で夏油くんも2級
彼とは特段仲が良いわけではない
どちらかと言えばあまり話したことのない部類に入る
彼は四六時中と言っていいほど五条くんと一緒
私が、クラスで一番中がいいのは家入ちゃん
夏油くんとは同じ2級だけれど、彼には昇級の話が早くも上がっている
それに比べて私は、準2級から、2級に昇級したばかり
彼の足を引っ張らぬように頑張りたい
補助監督さんが運転する車の中でそう考える
道中、彼と会話を交わすことはなかった
補助監督「着きました。ここの廃村の奥にある神社で呪霊の目撃情報が出ています。
心霊スポットのような感覚で訪れた男子大学生4名が安否、行方、共に不明です。
帳をおろします。ご武運を」
補助監督さんが帳を降ろす
私達は廃村の奥へと足を進める
『夏油くん。お互いの術式を確認しよう』
夏油「そうだね、私の術式は呪霊操術。」
彼が術式の説明を始める
彼曰く、呪霊を取り込みそれを自由に操る術式らしい
『次は私だね。私の術式は五感操術。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を自由に操れる術式だよ』
私は自分の術式の説明をした
夏油「良い術式だね」
『夏油くんこそ、呪霊を取り込むなんて凄いじゃん』
夏油「そうかもね。呪霊は美味しくないからもう辞……、………」
『?』
夏油「なんでも無い。気にしないでくれ」
想定されていた呪霊の等級は2級だが、実際にいたのは3級程度の呪い
術式が少し厄介だったか、2人で難なく戦えた
『へぇー、そうやって取り込むんだ』
夏油「ああ、」
彼は呪霊を球体にして丸呑みしていた
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作者名:白夜琉 | 作成日時:2023年8月25日 9時