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思いっきりドアを開けて見上げた先には、臣がいた。
声に反応して、いつもの場所から俺を見下ろす。

ーそして、そのまま視界から消えた。


「ふぇっ、ん、?」


違う。
真っ暗になった。
一瞬で飛び降りた臣が俺の視界を奪って、そのまま唇も奪った。

「ふぁ、っ臣くるし」
「…るせぇ」

目を覆っていた手が離されて、視界に入った臣は最後に見た時より痩せていた。
やつれている、と言ってもいい。
それくらい疲れ切っていて弱々しかった。

敬浩さんの言う通り、少し情緒不安定なのかもしれない。


それでも、俺の好きな臣の姿だった。

そして気付いた。
ー季節は、もうとっくに冬だった。


第11章『気付かずに過ぎた季節』

第12章_1→←_4



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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 臣隆 , BL   
作品ジャンル:恋愛
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春山の小春(プロフ) - reira1227さん» ありがとうございます!また次回作でもよろしくおねがいします。 (2019年6月25日 8時) (レス) id: 3714b32197 (このIDを非表示/違反報告)
reira1227(プロフ) - 雨宮兄弟大好きなので楽しみにしています! (2019年6月23日 17時) (レス) id: c7865bc4a4 (このIDを非表示/違反報告)
春山の小春(プロフ) - 麗華さん» 返信出来ず申し訳ありませんでした。なんとかラストまで書き終えることができました。次回作でもどうぞよろしくお願いします! (2019年6月20日 7時) (レス) id: 24ef585744 (このIDを非表示/違反報告)
麗華 - 毎日めっちゃ楽しみに見てます!ラストまで頑張ってください!! (2019年5月27日 22時) (レス) id: 860c6ebc86 (このIDを非表示/違反報告)
春山の小春(プロフ) - シュニーさん» ありがとうございます!ラストシーンまで駆け足で作成中ですので是非最後までよろしくお願いします。 (2019年3月21日 12時) (レス) id: 3714b32197 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春山の小春 | 作成日時:2017年9月15日 20時

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