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この時すでに、予感がしていた。
敬浩さんと目が合ったこの瞬間から。
俺の体全部が危険信号を発した。
あの人は、近付いちゃいけない。
「…臣の側にいるから、大丈夫…」
「ん…そうして…」
臣はできるだけ俺が敬浩さんの目に触れない、それでいて避けてるとバレないような場所を選んで花火を楽しんでいた。
岩ちゃん達は分かっているらしく臣が事情を話す前に、分かってますよ！だって敬浩さんの好みっぽいです！とよく分からないことを言い出した。
何はともあれ、敬浩さんと話すこともなくやり過ごせた。
ーと、思っていた。
「ねぇ、隆二って君のこと？」
優しい声、だった。
ただ振り向くのが怖いだけ。
なんとなく分かっていた。
さっきから視線が俺に刺さっていたから。
「どうしたんですか…。敬浩さん」
まだ振り向かないでいると、臣は素早く俺を隠した。
勿論、それで誤魔化せるわけがなかった。
「いーや、なんか臣がお友達連れてきたって聞いたから…俺も仲良くなりたいなぁ…って思って？」
「…隆二、敬浩さん」
誤魔化しがきかなくなり、仕方なく俺を敬浩さんの前に出した。
初めて正面から見る敬浩さんは確かにかっこよかった。
でも。
品定めされてる気がする。
上から下まであらゆる所を見られている。
そんな気がしてならない。
「…初めまして、田崎敬浩です。よろしくね、隆二くん？」
「今市、隆二です…」
よろしく、と差し出された手をそっと握るとすぐに離された。
敬浩さんが離したんじゃない。
「すいません敬浩さん…隆二、まだJ.S.Bに慣れてなくて」
「上の人じゃ…ちょっと怯えちゃうかもしれないです」
臣の言葉に敬浩さんはあっさり軽いノリでごめんごめん、と笑った。
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おりう - それも楽しみです。 (2017年9月15日 21時) (
レス) id: 2d09c476d9 (このIDを非表示/違反報告)
春山さつき(プロフ) - おりうさん» もうこれからの目標としては直人さんに早くたかのりって呼ばせたいです (2017年9月10日 21時) (レス) id: a63d899ffa (このIDを非表示/違反報告)
おりう - たかのりー！平和を願ってます。応援しています。 (2017年9月10日 20時) (レス) id: 2d09c476d9 (このIDを非表示/違反報告)
春山さつき(プロフ) - おりうさん» 平和的解決できるでしょうか…頑張ります (2017年9月7日 7時) (レス) id: a63d899ffa (このIDを非表示/違反報告)
おりう - 信じてます。二人の幸せも信じてます！ (2017年9月7日 6時) (レス) id: 2d09c476d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春山さつき | 作成日時：2017年6月1日 20時
