新生THE RAMPAGE~17人の奇跡~ 6

FANTASTICS 後編19 ページ38

慎side

樹さんと壱馬さんとはーちゃんがいない

壱馬さんはなんかさっき考え事してたから部屋だと思う

樹さんとはーちゃんは？

って思って庭に出てみると

上から笑い声

あー、声で分かる

はーちゃんと樹さん

何話してんだろ？

何で笑ってるんだろ？

苦しいんだ

はーちゃんが別の男と話してると

胸が締め付けられる

樹さんは俺のライバルだから余計に

虚(むな)しい、歯がゆくて…

どうしたらはーちゃんは俺のモノになる？

どうしたら俺のことを見てくれる？

慎「はーちゃん！」

下から呼んでみる

そうすると、はーちゃんと樹さんが上から顔を覗かせた

A「まこっちゃん！」

慎「何してるの？」

A「これからのRAMPAGEを語ってるの」

楽しそう

慎「そっち行っていいっすか？」

樹「えー…」

慎「ダメって言っても行きます」

樹さんだけにはーちゃんを独り占めさせられるか

このままだったら悔しいから行ってやる

俺は、庭からリビングに戻って2階に向かった

〜2階〜

樹「わwww、ほんとに来た」

慎「行くって言ったら行くんです」

A「まこっちゃん、こっち座って」

俺と樹さんではーちゃんを挟むように座る

A「ICEBOX食べる？」

慎「うん」

A「ねぇ、まこっちゃん」

慎「ん？」

A「まこっちゃんは今後のRAMPAGEはどんな方向に行くと思う？」

何急にwww

慎「ん、んーとね。…目標としてはさ、EXILEさんとか、三代目さんとかの位置に行きたい。代表曲ヒットさせて、RAMPAGEの代名詞にすることだけど…1番は……」

1番は……

慎「ファンの人がずっと笑顔になる、パフォーマンスをできる最強のグループになると思うよ」

A「おぉ！」

おい、拍手すんなよ

照れる

樹「ﾌﾝｯwww」

いや、待って？

今樹さん鼻で笑ったよねwww

樹さんってそんなことする人だったっけ？www

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