新生THE RAMPAGE~17人の奇跡~ 6

FANTASTICS 後編7 ページ26

Aside

颯太「えー、パンにしようかな？」

慧人「何でもよくない？」

颯太「おにぎりも捨て難い」

慧人「早く選んで」

2人の後ろに立って、買い物が終わるのを待つ

颯太「Aちゃんは何か買う？」

A「…ううん」

慧人「欲しいものないの？颯太が買ってくれるんだよ。なんでもいいじゃん、選びなよ」

颯太「何で俺が奢ることになってんだよ」

慧人「まぁ、いいじゃん」

颯太「んー…仕方ない。いいよ！Aちゃん選んで！」

いやいやいや、そんな奢ってもらうとかできないよ

A「…いい…」

慧人「なんで！？」

颯太「お前がビックリすんなよ」

すると慧人くんは私の腕を掴んである棚の前に連れてきた

慧人「エクレア、シュークリーム、プリン、チョコレートミルフィーユ、ロールケーキ…」

やめて！やめて！

ヨダレ出てくる！

颯太「そんな買われへんって！」

慧人「ロールケーキロールケーキロールケーキロールケーキロールケーキ」

ロールケーキ…食べたい

慧人「欲しいんじゃないのぉ？」

A「……欲しい」

慧人「どれ？」

私が指差したのは、プレミアムチョコレートロールケーキ

颯太「438円！？」

慧人「今更高いとか言うんじゃないよね？颯太」

颯太「そそそそんなこと言うかよ！いいよ！買う買う！(あー、今月金欠だなぁ(泣))」

颯太くんはちょっとお高めのプレミアムチョコレートロールケーキを買ってくれたのだった

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