新生THE RAMPAGE~17人の奇跡~ 6

FANTASTICS 前編10 ページ18

彰吾side

RRRRRRR!!

陣さんの携帯が鳴る

陣さんは電話に出ながら、外に出た

瑠唯「鈴木さんかな？」

彰吾「かもね」

ただただ、無事であることを願う

トレーニングルームは不穏な空気が流れ息が苦しい

壱馬「ちょっ！樹っ！…」

壱馬が声を出す

樹の方を見ると、大粒の涙をボロボロと流していた

RIKU「なんで樹が泣くのさぁ」

樹「だって……もっと早く注意してたら…今頃Aはあんなことになってなかったのかなって思って…俺達が、もっとAの事…見てたら…(泣)」

確かにそれも一理あるよね

壱馬「…樹、確かにそれもあるかもやけど…今回はほんまにAが無理した事で始まった事やん。こんな言い方はアカンと思うけどAがもっと自己管理すればこんな事なってなかったで」

壱馬の言うことも一理ある

ガチャッ

陣「はぁー！！！！」

陣さんが安心したような様子で入ってくる

LIKIYA「なんの電話？」

陣「鈴木さんからです！はーちゃんは、睡眠不足とストレスの溜めすぎで倒れたみたいです。今は点滴を打ってるらしいです！もうすぐしたら戻るとのことです」

よかったァ

RIKU「あー！もう！心配かけさせやがって！」

ひとまず安心感に包まれたRAMPAGEだった

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