Ep.4 ページ4
7時半に間に合うように家を出る。
その間、兄ちゃんの言葉が頭の中をグルグル駆け巡る。
なんだよ…兄ちゃん私の気持ちなんも知らないのにっ…。
あー!!腹立つぅー!
店に着くと、もうドアには〈CLOSE〉の看板が立て掛けられていた。
それでも、私はドアを開けて中に入る。
A「こんばんわ〜」
中に入るとシャンプーの匂い。
電気はついてるのに人はいなかった。
あれ?RIKUさんいないのかな?
すると、カラーリングの倉庫からRIKUさんが出てくる。
RIKU「いらっしゃい!今日はカットだけかな?」
A「はい!お願いします!」
RIKU「了解!じゃあ、シャンプーするからこっちに来て〜」
案内されて、シャンプー台の椅子に座る。
RIKUさんは、棚からタオルを出して私の首に優しく巻く。
近い…//
いつもドキドキしてしまう…。シャンプーして貰うだけなのに。
このシャンプーをしてくれる前の準備はRIKUさんの香りを一番感じられるのだ。
いい匂い……。
はっと我に返ると、椅子は倒れていて私は仰向けになっていた。
RIKUさんはガーゼを顔にかけてくれて、シャンプースタート。
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作者名:みゅみゅ | 作成日時:2020年10月17日 10時