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Aが映画を見た、って言えば。


その子がちょうど同じタイミングでマネージャーに呼ばれて。




『あ、じゃあまた!どこかで共演したらよろしくお願いします!(笑)』




ってその子は、ニコニコしながら帰ってった。







翔「戻ってくるのやけに遅いじゃん」


「待たせてごめんなさいね〜」


翔「冗談ですよ〜」


「……行くの?」


翔「ん?」







また一緒に楽屋に戻ろうと、歩き始めたら。


まだどこか冷たいトーンのまま「行くの?」って。




その言葉で、どうしてこの子が冷たく言ったのかちゃんと理解した。


まあなんとなく、だろうなとは思ってたけど。







「ご飯」


翔「…なに聞いてたの?」


「別に聞きたかった訳じゃないし。聞こえたの」


翔「そっか…(笑)」


「……なに?」


翔「いや?…ヤキモチ妬いてんのかなって(笑)」


「そんな訳」


翔「なんだ(笑)…行かないよ。申し訳ないけど断る」


「…ふ〜ん」







聞いといてどうでも良い、みたいな返事するけど。




これはヤキモチ妬いてんな、って。




甘えたりとか、嫉妬したりだとか。




俺らも、もう良い歳だし。



大人になったから、ってのもあるんだろうけど。






ツライ、悲しい、痛い、甘えたい。とか。


そこら辺の感情は、デビュー当時から、Aが素直に伝えてくれる機会は少ない方だったから。





ちょっと嬉しくて、Aの横顔をチラッと見る。






ヤキモチ妬きの誰かが遠回しに行くな、って言ってたからさ。



ってふざけて言えば「妬いてないってば」って。







「……翔くん」


翔「なに?」


「久々に来週の土曜日オフだったの」


翔「俺もだったな、そういえば」


「奇遇だね」


翔「ね。……メシ行く?」


「…行く」


翔「了解(笑)」







突然「来週の土曜日オフ」って言ってきたから。


何かと思って『俺も』って言えば「奇遇だね」って返してそこから特に何か言うわけじゃなかったから。



メシ行く?って俺から誘えば「行く」って。





「…何ニヤニヤしてんの…」


翔「別にしてねーわ(笑)」


「十分してるけど?」





久しぶりにヤキモチ妬いてるとこ見れたから、可愛いな。って。




まあそんなこと言ったら怒られるだけだから。


一生言わないけど。







百問百答→←嫉妬



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(プロフ) - えみかさん» ありがとうございます!^^ (2020年5月21日 19時) (レス) id: 3bbf7c28d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - EYさん» ありがとうございます^^これからもよろしくお願いします^^ (2020年5月21日 19時) (レス) id: 3bbf7c28d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます〜!美紀さんもお気をつけください! (2020年5月21日 19時) (レス) id: 3bbf7c28d8 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きです最高ですコロナウイルス流行ってるので気をつけてくださいね (2020年5月21日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
EY - こんにちは!この作品すごく面白いです!ゆっくりでいいので続きお願いします!待ってます!! (2019年12月1日 15時) (レス) id: 13e108755d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sia | 作成日時:2016年12月30日 21時

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