bl 三ツ谷くんの短編 男主

お酒の力　1 ページ1

…



今、たいへん奇妙な事が起こっている。



それは、




「ねぇ こっち向いて、、ほら 」



あの、兄貴肌な三ツ谷くんに口説かれている。


なんでも、男の僕にだ、、




ここ1時間ぐらいずっと肩を組まれては首元の匂いを嗅がれ、「おれ〇〇くんの匂い好きだなぁ」とか耳元で言ってくるのだ。




僕が一体なにをしたんだろうか、、




もちろん、この飲み会には女の子達もたくさんいる。



何故？何故僕にくっつく…？口説くのだ…？？







「ほらぁ、よそ見ないで。
　俺のことだけみなよ」





酔って火照ったなんとも甘いフェイスが近づいてくる。


三ツ谷くんのスラっとした人差し指が頬を撫でる。








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