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65話 ページ25

僕って言い始めたのは、中2のころ


中学と高校なんて、校則が緩くなるだけで変化なんかない


中学にも人気の男の子とか女の子は居る


言っとくけど僕じゃない


よくクラスに1人は居るじゃん、オタクの雰囲気醸し出してるやつ


それ、僕、日浦A


どこにでも居る、普通の女の子







ある日、友達に言われたんだ


「好きな人と仲良くなりたいけど、勇気がない。
だから情報を聞き出してほしい」って


その友達の好きな人というのが、さとみくんだった


僕は恋愛する気無かったし、彼女には幸せになって欲しかった


だから協力した






『あ、桃崎くんだよね?』


さ「ん?だれ?」


『隣のクラスの日浦Aっていうの』


さとみくんはクラスこそ違う、同じ部活でもない僕にも優しかったし、話も沢山してくれたから僕もその都度友達に報告してた


彼の好きな物とか、趣味とかいろいろね


「やっぱりAに頼んで良かった!ありがとう!」


『ううん、私も役に立てて嬉しいよ!』







あれは多分、友達をさとみくんに紹介した時


僕は、さとみくんには彼女と仲良くして欲しかったんだ


なのに今、彼と話してるのは僕で


「席を外して」


なんて彼女の視線が伝わった


さ「A?どうかした?」


『ぁ……




私今日用事あったんだ!!じゃあね!』





.





次の日学校に行ったらクラスメイトに縋り付いて泣いている彼女がいた


昨日あの後、彼女はさとみくんに聞いたらしい


「好きな子とか…いる?」


さ「……好きな子っていうか
いつも笑顔でヘラヘラしてて、そのくせドジで目が離せないやつは…いる
けどこれが恋なのかどうかは分からない」







彼女は私に言った


「裏切られた、友達だと思ってたのに」


『違うッ!ちゃんと協力してた!私はアイツのこと好きじゃない!』


「……それならさ、」




不意に、彼女に抱きしめられた


その時の体温まで鮮明に覚えてる


そっと、周りに聞こえないように耳打ちされた




「また私のために動いてよ、


嫌われて、桃崎くんに」


『…ぇ』


「あんたはもう女の子として彼に近づかないで、分かるでしょ?
私ね、あんたのせいで死にそうなくらい傷ついたの
責任、とってくれるよね?」


『………分かった』

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はたはた - やべぇ。。。おもしろぉ。。。更新応援してます!頑張ってください! (2022年6月12日 21時) (レス) @page28 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - 犯罪級にりぬくんがかあいすぎるんですけど!どうしてくれるんですk((殴 (2022年2月18日 23時) (レス) @page27 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - 2連続なっちゃいました💦すいません! (2022年2月18日 23時) (レス) @page27 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - 犯罪級にりぬくんがかあいすぎるんですが!?更新応援してます! (2022年2月18日 23時) (レス) @page27 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - 犯罪級にりぬくんがかあいすぎるんですが!?更新応援してます! (2022年2月18日 23時) (レス) @page27 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃 x他1人 | 作成日時:2021年1月9日 14時

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