33話 ページ34
『あの…紫森くんに聞きたいことがあります』
な「紫森くんなんて堅苦しいよw
俺なーくんとかななもりくんって呼ばれる方が好きだからそう呼んで!」
『……ななもりくんは、どうして僕に親切にしてくれるんですか?』
な「特に理由は、ない」
あ、ないんだ
な「ていうのは冗談だけどねw特別な理由がある訳でもないよw困ってる人には親切にするでしょ?」
な「莉犬くんも君に親切だよね」
『……ぁ』
そっか
莉犬が僕に親切にするのは、僕が困ってるように見えたからか
莉犬がこんなに優しくするって事はもしかして………なんて
すっごい馬鹿なこと考えてた
確かにクラスメイトには親切にするよね
王子だし!
な「どうかしたの?」
『いえ、僕の勘違いだったみたいです…』
な「??」
ーーー
『ところでななもりくん、僕達は一体どこへ向かっているのでしょうか?』
な「え?俺ん家だよ?どうして?」
『え?逆にどうして?』
な「お泊まり会だから!」
『お泊まり会?』
な「今日は朝までメンバー全員でマ○カ対決だよ!」
『なんで僕まで!?』
王子6人でワイワイやってればよくない?
僕無関係だよ?
『さっき夕貴くん帰ってましたけど!?』
な「あれは遠井ちゃん送ったんだよ、後でまた合流するから」
『僕関係ないですよね!?』
な「Aちゃん……Aちゃんが先週帰っちゃった時、Aちゃんの分の夕飯代どうしたと思う?」
『うッ…何も言えない…』
な「早く行こ!皆には伝えてあるからね」
ていうか僕、マ○カ出来ないんだけど
ーーー
『全員てことは…青猿くんも居るのか』
僕急に居なくなっちゃったから怒ってるかな…
な「掃除の後の事は皆に伝えといたから大丈夫だよ!」
王子様は人の心が読めるの?
ななもりくん…なんで僕と青猿くんが掃除してたこと知ってんの?
な「ふふふ、学園の事は大体把握してるからね」
また読まれたし…
それとも僕が顔に出やすいだけ?
な「ころちゃんも怒ってなかったよ」
な「むしろ涙声で俺に電話してきたくらい」
『え?青猿くんが?』
────
字数の関係で次行きます ヘ(*¨)ノ
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るか(プロフ) - 莉犬くん推し!さん» ありがとうございます! (2022年2月20日 14時) (レス) id: 668d3bcd6a (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - りーぬくんかあいー!マジ神! (2022年2月18日 23時) (レス) @page29 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - かぐられんさん» ありがとうございます!w笑ってもらえて光栄ですw (2022年1月10日 9時) (レス) id: 668d3bcd6a (このIDを非表示/違反報告)
かぐられん - 待ってくださいジェニファー死ぬほど笑いましたww (2022年1月9日 22時) (レス) @page31 id: db8229cf78 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 夢主ちゃん…どうしよ…夢主ちゃんに共感出来る点がありすぎる… (2021年4月24日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2020年10月12日 7時