26話 ページ27
こ「こっちッ!早くッ」コソッ
青猿くんは目の前の木をするする登っていく
こんな時じゃなかったら『本当の猿じゃん』って言ってたかもしれない←
こ「ほら!登れるか?」スッ
『うぅぅぅ………ハァ…登れた…』
青猿くんの手を借りて木の上に着いたと同時に、鬼塚先生が木の下を通った
僕たちの姿は丁度死角になって見えなかったみたい
危なかった……
こ「危ね……もうちょっとで居残り掃除増やされるところだった」
『ほんとですね……ってか!青猿くん先週の掃除なんで帰っちゃうんですか!?僕1人で掃除したんですよ!』
こ「いやめんどかった」
『今日はちゃんとやって下さい!』
こ「はあ!?なんでお前に指図されなきゃなんねえんだよ!」
『2人で掃除なんですよ!?ちゃんとやるべきです!』
こ「はいはいやればいいんだろ!?やれば!!」
もう…
青猿くんってなんか好きになれないッッ!!
ーーー
ころんside
もうすぐ授業終わるし降りてもいいよね
こ「よっ!」
『は!?』
まあ僕くらいなら木のてっぺんから飛び降りるなんて
余裕のよっちゃんですよw
こ「おい何してんの?早く降りろよ」
『…………』
日浦A……なんで降りないんだ?
こ「何やってんだよ」
『……降りれない…』
こ「いや枝とか使って降りればいいじゃん」
『僕……高所恐怖症…』
マジかよ…
こ「ハァ……ちょっと待って」
2回木登りするなんて余裕だけどさ
高所恐怖症なら先に言っとけよ
2度手間じゃん
『…ッ……』
日浦の顔を覗き込む
こ「そんな高いとこ苦手なの?」
『……(コク』
初めて見た
涙目のこいつ
…なんか面白いな←
こ「あれ?さっきまでの威勢はどこに行ったんですか〜?Aちゃ〜ん?」
『……うるさい…別に降りられるし』
あ……煽りすぎたかな?
こ「…ごめん」
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るか(プロフ) - 莉犬くん推し!さん» ありがとうございます! (2022年2月20日 14時) (レス) id: 668d3bcd6a (このIDを非表示/違反報告)
莉犬くん推し! - りーぬくんかあいー!マジ神! (2022年2月18日 23時) (レス) @page29 id: 2a48d330e5 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - かぐられんさん» ありがとうございます!w笑ってもらえて光栄ですw (2022年1月10日 9時) (レス) id: 668d3bcd6a (このIDを非表示/違反報告)
かぐられん - 待ってくださいジェニファー死ぬほど笑いましたww (2022年1月9日 22時) (レス) @page31 id: db8229cf78 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 夢主ちゃん…どうしよ…夢主ちゃんに共感出来る点がありすぎる… (2021年4月24日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2020年10月12日 7時